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名無しの小説

作者: 戸井田晃典

これは読んだ人の感想がすごく聞きたい作品です!

 

 『やぁこんにちは!会うのは初めて?それとも2回目かな?』


『僕と君が会うのは何回目か、僕には分からないけど君なら分かるはずだよ』


『それにしてもここは素晴らしい場所だね!何でもあるし何にもない、でもそれがいいんだ僕はすごく気に入っているよ!』


『あ、そうだまだ君の名前を聞いていなかったね?教えてくれるかい?そうこの小説を読んでる君の名前だ....』 


『ん〜また無視か、まぁいいや皆んな最初はそうだし慣れっこだよ、全然大丈夫!』


『なら先に僕の自己紹介をしよう

 僕は《主人公》よろしくね、僕は他の作品の人たちとは違って、自分が小説の中の登場人物だと言うことを知ってる』


『名前、性別、境遇、今までこの小説を読んできた人達に合わせて沢山のことを経験してきたよ!宇宙に行ったこともあるし、すごく可愛い女の子と結婚した事だってある』


 『あのときは結構たのしかったなぁ、僕は怪獣になって世界各国から挑んでくる伝説の勇者を片っ端から捻り潰して世界を滅ぼしたんだ!....まぁでもあの時の話は最後の勇者を殺した途端おわっちゃったけどね』


 『おっと話がズレちゃった、誰かに読んでもらうのは久々だから楽しくてついね』


 『僕が自分の事を【僕】と呼ぶのは男だからとかじゃなくて言いやすいから、それだけだよ』


『今回の僕の姿、形、性格は全て君に任せる事にするよ、楽しみだなあ』


『あ、でも一つだけ君には変えられない事があるんだった、それを言い忘れていたね』


『僕は今動けない状態で電車の線路の上にいる』


『どんな状態で動けないって?それは君が決めていいよ』


『そしてこのままだと僕は電車に轢かれて、バラバラになっちゃうだろうね、実際に数えきれない回数ここで死んできたよ』


『さぁ、この次の展開を決めてくれよ』


『気が乗らない?ダメだよこの小説を君が読んだ瞬間話は動きはじめたんだ、まぁそのまま電車で轢き殺してくれても全然いいよ慣れてるし』


『あ、そうこうしてるうちに直ぐそこまできてる.....』





小説は読み手が読まなきゃどんなにいい作品も駄作も話が進まない、僕も途中で読むのを辞めてる小説に謝らないと笑

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