終焉の夜明け
とある友人に向けての詩です。
これで勇気付けられる人が一人でも居たら良いなと思います。
長い夜は明けた
柔らかな日差しが照らした
全ては終わった
もう一度やり直そう
きっと出来る筈なんだ
鳥の囀りが微かに聞こえた
ミントの香りのような水色の空
全ては壊れてしまったけど
でもやり直せるんだよ
怒りも恨みも雪解けの水と共に流れゆく
僕らは間違えてしまった
絶望の中に孤独な安堵を覚えた
でも違うんだ
破壊の中からまた立ち上がろう
この世の全てが僕らの物だよ
誰かが僕らに何か言っても
この世界は僕らの物なんだ
朝焼けの光が新芽を照らす
誰かの期待に応える必要なんてないよ
だってこの世界は僕らの為にあるんだ