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私なりの誠意

これは相崎目線です。

今日は昨日の分との二話投稿です

私は霧間くんから告白された。ずっと友達だと思っていたからすぐに返事を出せなかった。返事を先送りにしても解決するはずないのに勇気が出せない私は問題を見送った。でもそれは失礼だとそう思ったから、ちゃんと真正面から断りたかった。


「おいお前らいじめをしたとしてもこうやって糾弾されるんだ。今から俺はこれを教師にいじめの証拠として提出しようと思う。」

「それだけはやめてくれ。頼む。」


朝学校に登校した時クラスの雰囲気は少しおかしかった。友喜が霧間くんを言い負かしたのだ。その時は友嬉くんについて何も知らなかった。でも霧間くんのした行為を真正面から違うと否定できていた友嬉くんならもしかしたら私が告白を手伝ってくれると思った。

だから私は勇気を出して相談した。


徐々に相談に乗ってもらっているうちに普通に話せるようになった。名前で呼び合う仲にもなった。まあ名前で呼んでいるのは私だけだけど。


でも友嬉は他の人とは違って気を使わないで済んで楽だった。最初はそうとしか思ってなかった。


でも徐々に話していて楽しく、そして話すのが楽しみになった。私はその気持ちにまだ名前をつけていない。いやつけられないのかもしれない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なあ由美告白の件だけど二十四日に返事くれないか?」


そう夜に霧間くんから連絡が来た。やはり問題を先送りばかりにはできないとそう実感した。


友嬉に三日後に返事をするように伝えたら作戦を考えてやると意気込んだ顔で言われた。本当に嬉しかった。でも問題が問題だけに友嬉といえど作戦が思いつかなかったらしい。時間は刻々と過ぎて二十四日に近づいていった。でもまだ時間はある。なんとかなるとそう考えていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「二十四日って言ったけどもう結構待っただろ?だから返事をくれないか?」


学校に登校し教室に入った直後霧間くんから告白の返事をするように迫られた。その時私はまだ待ってくれと言えばよかったのかもしれない。でも私はもう返事を決めていたから。断ると決めていたから…


「わかった。」

「ここだと人が多いから体育館裏でいいか?先行ってる。」


「きてくれたか。よかったよ。」

「うん…」

「それで、俺由美のこと好きだよ。だから付き合ってくれないか?」



霧間くんが少し照れながら言ってきた。彼が本気でそう言っているのかはわからない。でも一応形だけは告白だから私なりの誠意で断らなければならない。


「あのぉそれなんだけど。ごめん私あなたと付き合えない!」


私なりの誠意を伝えられたかな?


誠意を伝えるだけでは解決できると考えていた過去の私は愚か者だったと知ることになる。


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