表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メイドごーれむと異世界転生  作者: じゃこさぶろう
82/86

襲撃後...

「ボスヲカエセ!!」

大きくなったポチが女の消えた場所へと飛び掛かる


なだらかな放物線を描きながら、少し離れた場所へと着地


スタッ!


満面のドヤ顔で、毛の無い尻尾を振りながらコチラを見ているポチ


殴っても許されるよね?

知らない女に突然両親を拐われた


辺りは土煙が充満し壊れた建物から街の人々が這い出してくる


「坊ちゃん、一先ず移動しましょう!」

ミスト達の父親に腕を引かれ地面に開いたクレーターのような穴を避けその場を後にする



少し離れた建物の脇道に入り一体何があったのか事情をミスト達の父親に尋ねる


「お二人のお供をして、市場へと向かっていた所、背後から声を掛けられたんです『約束を何故破ったのか』と。突然私は吹っ飛ばされて、後はご存知の通りです」



「約束?」

「ええ、確かにそう聞こえました。でも!坊ちゃんもご存知の通り、トリンシァ様は生まれた時から悪虐非道の厚顔無恥、天上天下唯我独尊、触るもの皆なぎ倒す!魔王も真っ青の、鬼、悪魔!いや、言葉では言い尽くせない程の外道中の外道!そんな人に今更約束なんて!守らせる方がどだい無理って話ですよ!!」


おっさんにめちゃくちゃdisられる母ちゃん

腹が立つより少しだけ恥ずかしい


まぁ、母ちゃんに万が一の事が有るとは考えられないが襲った犯人と何処に連れて行かれたのかを調べないといけない


母ちゃんに貰ったピアスは襲われる前に母ちゃんが機能停止をしていたので使い物にならないが...



たしか?

「ポチ」


俺たちの話に飽きたのか大股を開きながら金○を毛繕いしていたポチに声を描ける


「ナンダ?」

「ポチの耳にも母ちゃんから貰ったピアスが付いてたよな?母ちゃんに呼びかけて欲しいんだ」



「フネヲオリルマエニボスガツカエナクシテッタ」

抜け目のない母ちゃんに連絡手段を失う


「坊ちゃん、どうしましょう?」

「う〜ん、まぁ母ちゃんの事だから、万が一の事は起こらないとは思ってるけど。探すにしても手掛かりがなさすぎる」


「アンとサーラを待って、ミスト達と合流してから探すしか無いな」

文無しなので移動も出来ないし


「取り敢えず港へ戻ろう」

俺達は来た道を引き返し港へと歩き出す



母ちゃんと父ちゃんは一先ず保留だな

コロナ怖い


志村けんさん大好きでした

ゆっくり休んで下さい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ