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メイドごーれむと異世界転生  作者: じゃこさぶろう
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神の手顕現

温泉街を緑龍から守った領主は祖先の名を汚す事なく再び平穏をもたらした


緑龍は中級龍の中でも下級龍に近い存在

しかし被害無く撃退する事は困難だ

数百人の犠牲を出して漸く撃退できるか否か


今回は数人の被害で街にもそれほどの被害は出ていない


キーノサッキの領主の所に次々と舞い込む報告に頭を捻るのは冒険者を追い出した後だった


緑龍の尻尾を切ったはずの槍に血糊が付いていない


戻って来た子供達が声を揃えて助けてくれたのは二人の女性と水色の髪の毛の男の子だ


要約すると、追い出した冒険者が緑龍を撃退し子供達を助けた事に


頭を抱えて冒険者を呼び戻すか否かを決められぬまま冒険者の行方を見失う

雄大に流れるサイクルヒルの河

向こう岸に渡る橋は無く渡し船を利用する


温泉に後ろ髪を引かれながら

渡船に乗り込む、河の流れはゆっくりと進み海へと流れ込む


対岸に着き道なりを少し行くと小さな村が現れる

馬車乗り場に行く前に旅に必要な物を買いに行く


主に食材など、新鮮な魚介類、小麦、調味料、ミルクなどなど三人になったので消費量も多くなった


アンが買い物をしてる時ミストは買い食いをアンにおねだりして幸せそうに食べ歩きしている


お尻を後ろから揉んで見る

「きゃー」と悲鳴をあげアンの背後に隠れる


揉む対象が増えるのは良い事だ

自分に納得しながらアンとミストのジト目から目を逸らす


ついでにアンのお尻も揉んでおく

不公平になってはいけないからな


「もう!坊っちゃま」

アンは嬉しそうだ


何故だろう?セクハラが止まらない

本当の自分に気づきつつある


俺は女性が好きなのだ!

いや、そりゃそうか


女性の柔らかさが好きなのだ!

いや、見るのも好きだし?



俺は!変態なのかもしれない!

いや、この歳なら皆んなそうだ多分そうだ


アンのお尻を揉みながら考えていたら

ミストにもう、変態!と手を払われた


ヤキモチか?




鮮魚店でとても大きなカニを買った

あまりの大きさに見惚れていると


アンが好物なのか?と聞くので

好物だと答えると一杯買うことに


布団のシングルサイズくらいの大きさのカニを難なくポーチに仕舞うアン


「本日はこれでパスタを作りましょう!」

どんなパスタになるのか楽しみだ



駅馬車乗り場に赴き街までの日程などを尋ねる


馬車は途中の村で乗り換え街を目指すらしい

日程は10日かかる


俺は三人分切符を買い馬車に乗り込む

野営地に着き俺はキャンプの用意

アンは夕食の準備ミストは簡単な結界を張る



今日の夕食は村で買ったカニのパスタ

クリーム仕立てでカニ味噌と身が上にトッピングしてある


サラダ、ほうれん草の様な葉っぱとレタスを合わせてオレンジ風味のドレッシングがかけられている


〆のデザートはプリンア・ラ・モードと紅茶

真ん中にプリン両端にフルーツと生クリーム


欠食児童はそれぞれおかわりしてどこに入るのか心配するほど食べていた



紅茶を飲みまったりして

アンと少し話しをする


「なあ、アン」

「はい?どうしました」


「アンは長い間ずっとあの店に居たんだよな?」

「あの店?あぁ坊っちゃまと初めてお会いした店でごさいますね?」


「ああ、でさ、気になっていたんだけど何で俺を選んだんだ?」

「一目惚れですわ♩運命の鐘がわたくしの身体中に鳴り響きましたの」転生とか関係無かった



「どうかしました?」

「いや、感謝してるよ」


その後アンの坊っちゃま攻撃にミストがヤキモチを焼き間に入って止めるまでイチャイチャは続いた



テントに入り少し狭いけど俺を挟んで三人並んで横になる


最近アンは寝る前に必ずキスしてくる

エプロンドレスを脱ぎミストとお揃いの少しだけ透けたネグリジェを着てブリムをとり


長く交わる様なキスをする

俺も慣れて来たのか長いキスを楽しむ余裕が生まれてきた


隣で見ているミストが

「小、アレックス私も愛して欲しい」

と目を伏せながら可愛く囁く


アンは微笑んで頷く

俺はミストの顎に手をやり唇をこちらに向けて

キスをする、長く長く


両手に華を抱き眠る

呪いのせいでキス以上の事は未だに起こらない


両手でたっぷりと揉みながら幸せに包まれて眠る





翌朝目が覚める

何かがおかしい、俺はこんなに欲望を前面に出す奴では無かった筈だ呪いのせいなのだろうか?



アンに頼み久し振りにステータスのチェックをしてもらう



◆◆◆

LV 4

HP 400

MP 0


獲得スキル


剣術 6

格闘 8

魔法 使用不可

斧術 12

木樵 20

調教 2

人形使い 25

神の手 73



状態 呪い(最上級)

加護 (最上級)

種族 ハーフエルフ


◆◆◆


いくつか増えている

斧術は斧を使い続けているからな、人形使いはアンに命令を出すから上がったんだろう



でだ、なんだ?神の手?73?上級者を超えて達人の域に達しているスキルがあるぞ?


「アン、神の手ってスキルは何か判るか?」


「説明を見てみますね、えっと、異性に触れるたびに異性からの好意を上げて相手への欲望が倍増する。ハーレムを作るのに最適な..坊っちゃま?」


アンのジト目が突き刺さる

アンは最初からだけどミストの変わり様に納得する 。なるほどハーレムか、悪くない、いや悪くない


「坊っちゃま!これ以上妾を増やすおつもりで?」「アレックスまだ女の子増やすの?」


二人を抱き寄せ交互にキスをする

「もう、坊っちゃま♩」

「もう、ズルイ」


そう、誰も俺を止める事など出来ない!

ハーレム万歳


呪いの反動でおかしくなっているのを知るのはまだ先の事だった


短いですが如何でしょうか


宜しければ感想、評価頂けますと

やる気に繋がります


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