御守りの神様
初・投・稿!
誤字?脱字?知らんな!!!(読みづらい文章で誠に申し訳ありません)
ここは何処だ?
まず目を覚まして思ったのはそれだ。
赤、緑、白、黒、水色に金、銀。
様々な色の糸が縦横無尽に行き交い、目がちかちかしてくる。
糸の下には布があるようで、糸とは違う青い色がちらちらとのぞいている。
足元がふわふわしていて、トランポリンのようだ。
ぴょんぴょんしてみる。なかなか楽しい。こけた。
現実逃避はやめて、現実をみる。
昨日は金曜日で、いつもより早く寝られることにほくほくしながら、ビールを飲んで、布団に入ったはずだ。
それが何故、こんな所に?
その場に座る。頭をひねって考える。さっぱり解らない。諦めた。
とりあえずここから出る方法を探してみる。
どうやらここは袋のようになっているらしい。
上を見上げると、布が絞られて閉じているのが見える。あかりが漏れているから、あそこから外に出る事ができそうだ。
上に手を伸ばしてみるが、どうにもとどきそうにない。
糸をつたって上まであがるか考えたが、糸が切れたりして落ちたら痛そうだから、それは最終手段にする。
しばらく唸ってみたがいい方法は思いつかない。
ここで考えていてもしょうがないか。
少し、歩き回ってみる。
糸に何回か引っかかりながら、ひとまずまっすぐ進む。
壁に辿り着いた。ここら辺には、赤と緑の糸が沢山ある。
壁に触ってみる。糸が重なっているところは固く、布地は滑らかなさわり心地だ。
これは、布団にして寝れたらめっちゃ寝られるな。
しばらく布地のさわり心地を堪能して、壁沿いに進んでみる。
よくよく見てみると、壁の近くは糸が色事に集まっているように思う。
赤が中心に集まっていたり、緑と黒が交差していたり。
なかなか複雑に入り組んでいる。
後ろも前も糸、糸、糸で、軽く目眩がしてきた。そんな時、金と銀の糸が集まっている場所があることに気がついた。
近くで見ると、金の糸が銀の糸を囲むようになっている。
外に出るための隠し扉でもあるかと思って探ってみる…見つからない。諦めて別の所に行くことにした。
180度回転して、とぼとぼ歩いて、足元の糸につまづいた。
誰に見られている訳でもないけれど、恥ずかしくなって、睨むように糸の方を振り返った。
すると、壁に目がいく。
字があった。
いや、そのまま「字」という漢字があった訳ではなく。
「守」という漢字が書いてあるのだ。鏡文字で。
近くで見ただけでは分からなかった。金の糸に縁取られた銀の糸が、確かに、「守」という漢字になっているのだ。
もしかして、と思い上を見上げると、
「康」「健」の字が見えてくる。
「健」の字は「亻」の所が少しほつれている。
繋げて読むと、「健康守」
まてよ、この文字どこかで見たことがあるぞ。
首を捻る。考える、考える、考える。
あ、そうだ。
これ、俺の御守りだわ。
納得してから、驚いた。
まてまて!?確かに文字も色も、ほつれた部分も、俺が小学生の時にもらった御守りのものと、一緒だ。
じゃあ、俺は今、御守りの中にいるって事か?
訳が分からん。頭がぐるぐるして目がまわる。
考える。もう倒れるんじゃないかと思うほど、考える。そろそろ知恵熱で湯が沸きそうだ。
その時。
「おーい、聞こえるかぁ?」
外から、声がした。
ぐらっと、地震のように地面が揺れる。
「うーん?確かにこの中にいると思うんだがなぁ」
また、ぐらぐら揺れる。立っていられなくて、こける。
「まあ、俺が中に戻れば、分かるか。
いやぁ、天井がちょっと開いてたもんだから、糸をつたって登ったら、出られるとは思わなかった。」
そんな声が聞こえると、上から明るい光が、漏れてきた。
「おお、戻って来れた。」
いつの間にか、隣に髭の長い翁が、立っていた。
こけたまま、驚いている俺に、翁は言った。
「お前、親の言うことは守った方がいいぞ。昨日、酔って袋の口をすこぅし、開けただろう。」
そういえば、そんなことをした気もする。
「まあ、次からは気をつけろ。」
その声と共に、意識がすぅっと薄れていった。
布団の上で目がさめる。寝起きで、頭が回らない。あれは、夢だったんだろうか。まあ、夢だったんだろう。
枕の側に置いておいた御守りを持つ。
ふと、これを母にもらった、小学生の頃を思い出す。
「いい?この中には、お前を守るための神様がいるの。だから、決して中身を見ようとしてはいけないよ?
好奇心旺盛な神様が、外に出ていって、代わりにお前が中に閉じ込められてしまうから。」
御守りの中から、ケラケラと笑う声が聞こえた気がして。
俺は、御守りの口をきつく結び直した。
初めて書く小説ですこんなもんだと思いますというかそう思わないとやってられません(早口)




