調子に乗りすぎた(泣)
アーベント=この世界の名前です
二話「調子に乗りすぎた(泣)」
アインフィング街‐中央広場
「僕男なんです」
......................え?
街全体が固まった
「え?今なんて...」
「だから僕、男なんです!」
周りの男たちがざわめき始める
「俺の女神があああああああああああ」
と言ってひとり..いや次々に男が倒れていく
「というか、ギルドってどこですか?冒険者になりたいんですけど」
男たちがよりいっそうぐったりした
「じゃあさ俺をパーティーに入れてくれない?俺は男でもオッケーだよ」
それもそうだなと男たちは立ち上がる。なんか勇ましい...
「いやいやそういうことじゃなくてダンジョン攻略は僕一人で十分です」
「そんなわけ無い、だって見るからに細身で..いやスレンダーな..」
「言い直さなくていいです!」
「まあそんなわけでお前一人じゃ無理だ」
コノヒトメンドクサイ
「僕ひとりでも可能です」
「じゃ俺に一発でも攻撃を当ててみな!」
「わかりました」
[あえて挑発に乗ってみた♪]でYouT〇beに動画出したら面白そう
「じゃあ行きますよ」
「来て見な」
いまあれ使ったら街がなくなるから...
「このアーベントの守護神よ、あの男以外を守りたまえ」
「なんで守備に入る?」
「街が消えたら困るからです」
相手は余裕かましてるな..ここで一発行こう
「この呪文の詠唱はすごく短いのでご注意を...」
「はいはい早くやろうね」
あの人絶対おちょくってる
「爆ぜろ」
その瞬間空中から隕石が降ってきた..いや一個じゃないから隕石ズか...
「マジ?」
「マジです」
「最後に聴いときます。あなたの名前は?」
「俺はカイ。覚えといて」
「わかりました。僕はノアです。では」
カイに隕石が降り注ぐ。かわいそうに..
「ちょっと待ってくれよ」
「え?」
僕のメテオシャワーを浴びて消滅しないなんて...
「確かにすごい魔法だったでも、俺このアーベントで唯一のアンチマジック持ちなんだ」
「ええええええええええええ!?」
END