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金髪の少女?
アインフィング街‐中央広場
まるで黄金のような綺麗な金髪に青く輝く宝石のような目あれは間違いなくこの街一番の女だ
あの少女が街を歩くだけで街中の男たち..いや、男も女もあの少女に見とれるあの言葉を聞くまでは...
「誰だあいつ」と口にしたのは見たところ極東の少年(見たところ)
その少年は少女の方に向かって歩き始めた
「ねえ、そこの君?」
周りがざわめいた「あいつこの町の女神に声かけやがった」とか言う奴もいた。いや大半が言った。
「はい。なんでしょうか?」
女神のエンジェルボイス貰いましたああああ!!!!!
声まで女神だったとは
「俺と付き合ってください」
「ん?」みんな固まった
「ごめんなさい」
それが普通だとみんな思っただろう
「僕男なんです」
........................え?