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「えぇ〜今日の占いマジ最悪なんだけどぉ〜」
占い?フン!馬鹿馬鹿しいな
俺は小さな頃から、そういう類の物を信じなくなった
俺の名は赤井剛 17歳
自分で言うのも、難だが天才である
自称ではなく実力もあるのだ
この俺が何故占い…、基そういう類の物を信じなくなったのか?
それは…
小学校一年生位の時に占いが良かったのに、良くない事が次々と起きた…
─笑い事ではない
俺にとっては深刻な事
「まぁ、あの時は俺も愚かだったからな!」
そう…、その日以来占いとか見なくなった
つーか、神なんてのは以ての外
あと幽霊もな
この世の中に科学的に立証出来ない物は無いのである
「さて力説は置き、俺は学校なんで早速登校する、遅刻だけはイヤだからな」
生まれてこの方、遅刻を一回もした事がない…
自分で言うのも難だが、優秀なのだ…
「几帳面な俺だからな…」
途中俺を呼ぶ声がした
「あかい〜」
「よぉ」
「何だよ朝からつれないなぁ…」
「こいつは光太陽生粋のバカだ」
「お前誰に話してんの?とうとう頭可笑しくなったか?」
まぁこんな感じの付き合いだ幼稚園からの付き合いだからな
でもこいつは俺が占いとか神様を信じなくなった理由を一番よく知っているからな
何時ばらされても、可笑しくないのに…
「もしもし〜赤井さん、着きましたよ〜」
「あぁもう着いたか」
考え事してると時間が早く進むな…
俺の通う学校はその辺にある中流高校
部活もそこそこ盛んらしい…
そもそも全国大会にでたとか、無いけどな
「さてと、じゃあ昼な」
俺とアイツはクラス違うのだ
俺のクラスは変わったクラスで、周りの連中がおかしい?奴らなのだ
「その上光のクラスは、ちょう優秀なクラスだからな…」
そこの中にずっといても、バカな光
「勉強する気にならないもんかね…」
そんな感じで毎回クラスに向かう
さて…早く席について勉強でもする…
バチーン
教室に入ろうとすると突然、左前方から野球ボールが飛んできたのだった
「嗚呼…今日も始まんのかね?」
続く