台風被害
あんまり、具体的には書きません。
世の中では、有名なタレントさんがCMに出ているものもあります。
斉藤が来る前、ぼくたちは順調だった。
少なくとも、鳴瀬川社長は、そう思わせてくれた。
洗脳とまでは言わない。
そうゆうスキルを身につけたビジネスマンだと、湯布院の温泉のような環境を楽しむべく受け入れていた。
「建築の仕事と土木の仕事の違いは何?」
「家の基礎までは土木で、そこから上は建築かな」
「庭とか駐車場は、外構工事」
ぼくは土木工事の見習いから始めて、左官さんなどの専門の職人さんの助手を務められるようにはなっていた。
器用だけど、プロフェッショナルとして責任を持てる職人ではないと自覚している。
「やり方は教えるので、家や屋根の調査の仕事を手伝って欲しい」
そのように誘われた。
強風で屋根の瓦が歪んだり、浮き上がったりしたところの有無を確かめる。
室内の浸水の形跡を探す。
そこから先は、実際の工務店さんに資料を渡すだけ。
火災保険の保障対象であるかどうかは、火災保険の会社の人や、委託された調査員さんが判断するらしい。
保障金が支払われた場合、そのお金で家のメンテナンスができる。
全額とはならなくても、かなりの額で負担を減らせるみたいだった。
それにしても、世の中にある様々な利権や癒着の構造はいかがなものか?
社会的弱者を自覚する者としては、ただ憂うしかない。
武田邦彦さんの「タバコはやめない方がいい」という本。
ぼくは、魔女裁判に喩えるけれど、生け贄みたいなものだと思う。
「早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい」
正確なタイトルです。
嫌煙の権利は当然だと思います。
分煙もマナーとして必要です。
しかし、喫煙は、お酒や乳製品の摂取と同様に、嗜好品であるべきだと思います。
もちろん、グルテンフリーとか、様々な健康へのアイデアとアプローチも大切だと考えています。