僕の信じること
人間は増えすぎたんだ
だからぶつかり合うのは仕方ない
人間は増えすぎたんだ
だからいがみ合うのも仕方ない
人間は増えすぎたんだ
神様の期待を遥かに越えてしまった
だから、敢えて言おう
手を伸ばした先の誰かを愛するのは
そんなに罪深いことなんだろうか
誰かのためになりたいと願う偽善は
ただの安っぽい理想だろうか
手の届く範囲を越えた善意に
きっと意味なんてないんだ
でも僕達は手を取り合うことができる
でも僕達は手を繋ぐことができるんだ
繋ぎあった手が世界の反対側を越えて
ぐるっと回って僕の元に戻るなら
僕の手が届く範囲はきっと世界中だ
それが人の力だと信じるのは
ただの夢見がちな少年のような戯言だろうか
だとしても、敢えて言おう
そうだとしても僕は信じたいんだ