さよならはばいばい。
ちすちす。ふきのとうっす。皆さん猫は好きですか?私の家には3匹いるのですが、みんなこの時期は猫が寝転んでます。
「いらっしゃい。カインくん!まずは、自己紹介と行こうか?」
"ラン"と名乗る顔も見せない女性は名前だけを名乗り、後は質問を受け付けると言った。聞きたいことはたくさんある。だが敵かもしれない奴にそう簡単にペラペラと喋るわけにはいかない。本当は今すぐ逃げたいところだが、ここがどこかもわからない。下手に動けば何をされるかわからない、、。じゃあ、何故僕を狙ったんですか?と聞くと、んー?そんなつもりはなかったんだけどなー!とはぐらかされる。用意されたお茶をくるくると回す。なぜこのお茶会が2人っきり出なくてはいけないのか?ととうと、君はその方が都合がいいでしょ?と返される。
はぁ、どうしたものか。この人の相手をするのは本当に大変だ。
「うーん。僕が確認したいことは大体分かったから、もう戻ってもいいよー!」
えっちょっ?!急すぎるっそれに分かっただと?!僕はあいつに何も情報を渡していないぞ!精神魔法っっ?いや、それだったら何かしら症状が出るか、僕が気づくはずだっ。
「じゃあ、ばいばい。」
深く被ったフードで見えなかった顔に光が差し、ピンク色の瞳が輝いた。光が強くなると、その瞳はまるで光を映し出すようにオレンジ色に輝いた。まるで鏡のような澄んだ瞳には、影がなかった。そして。光もなかった。
何か。しなくてはいけない。このまま帰ってはいけない気がした。
「モンガン。ハル・モンガンを探してるんでしょ?大丈夫。カインくんなら、大丈夫だよ。」
「カイン!アーサーが呼んでるよ!!」
おっと、、リリィ姉さんが呼んでるもうそろそろ起きるか、、、
「リリィ姉さんおはよう!!もうご飯出来たの??」
今日のご飯はなんだろう。昨日はアーサーさんとシャーロットで大きいイノシシを大量に引きずって来てたな、、、しばらくはイノシシの飯か。
「カイン!聞いて驚くなよ。今日の飯はカインの当番の日だぞ。」
え、、、、?いや待てよ、、、昨日のご飯担当はリリイ姉さんだったから今日はシャーロットなはず、、、
「カイン、、忘れたの?シャーロットは今日隣国のお偉いさんに呼ばれて!早朝からいないって昨日言ってたじゃない、、」
え?いや、ちょっとまって、僕はそんなこと聞いてないぞ?何故だ?とりあえず今はアーサーさんが作っておいてくれたらしい。礼を言おう。
「アーサーさん!!ごめんなさい!!僕のせいで、、ありがとうございます!!」
アーサーさんはいいってことよ!と言って食器を並べてくれた。アーサーさんのご飯は男飯?みたいな感じですごく美味しい!シャーロットのご飯はいつも上品な味がして、リリィ姉さんのご飯はいつも栄養面でバランスがいい。みんな料理が上手いなー。と思いながら朝ごはんを完食し。依頼を探しに宿を出る。シャーロットが帰ってきたらそろそろこの街を出るか。しばらくこの宿にはお世話になったからなー。
毎回更新遅いし、短いんだよと思ってる皆さんすみません。今回はあれですね。困惑する内容だったかもしれませんが、、、ネタバレになってしまうのでここまで。TwitterのDMなどで、伏線や聞きたいこと。誤字脱字の報告や、お母さんの話。なんでも受け付けているので、気軽にどうぞ。
↓↓↓↓↓↓
@syousetunofuki
それじゃあまた次回。ばい!