出会い
ちすちす!フキノトウです!!皆さんはスキーは好きですか?ちなみに私は大スキーです。
「リリィ姉さん!先に行ってて!!」
そう言うとリリィ姉さんの背中は、分かった!という声と共にどんどんと小さくなっていった。
「カイン。のって。俺達も急ぐよ。」
アーサーさんがそういい。俺はアーサーさんの背中に飛び乗った。急がなきゃいけない。そんな気がする。なんでかはわかんないけど、急いだ方がいい気がする、、、
『身体能力強化』
!この声はっ、シャーロット?!シャーロットは隣町のお偉いさんに呼ばれていたはず。気配に気づいたとしてもこの距離を移動するにはいくらシャーロットでも負担が大きすぎるのでは、、。
「カイン。おまたせ。」
いつもと違う杖?、、隣町で新しく新調したのか!素人でも見ただけでわかる。前回の杖なんて比にならないくらい純度が高く、密度の高い魔力が込められている。
「カイン!町を出るぞ!注意しろ!」
さすがシャーロットの身体強化魔法。あっという間にリリィ姉さんに追いつきそうなスピードだ。そして何故だろう、あの気配がさっきより町から遠ざかっている。何故だ?街が目的なんじゃないのか?、、だとしたらっっ
「みんな!急いがないとやばいかも!!」
遠くからリリィ姉さんの声がするっっ手遅れになる前にっリリィ姉さんがあそこまで慌てるなんて、いそがないとっ。
俺は、急いではしごを登った。高い城壁の上から見えた景色は、想像していた景色とは全く違って、見慣れた景色でもなかった。
俺は、その景色を見た時。何故か、涙が出てきた。1粒、2粒とポロポロと。静かに頬をつたった。理由はわからない。でもその景色を見た時僕は
「カイン!カイン!しっかりしなさい!!」
!リリィ姉さんが僕の前で叫んでいる。城壁から見る景色は、さっきとは全く違う物だった。いつもどうりの景色だった。いや、いつもより魔物が多いと、すごく。とてつもなく多いというべきか。
「これは精神系の魔法かな、、、みんな、絶対1人にならないでね。」
さすがシャーロット。術も受けていないのに分かるのか。じゃあ今回はツーマンセルで動くか、、、相手が魔法の使い手ならシャーロットにはそいつの情報をまず探ってもらおう。シャーロットを守る役目をリリィ姉さんにしてもらって、僕はアーサーさんと一緒に敵と戦おう。
「シャーロット、敵の詳しい情報を!リリィ姉さんはシャーロットを守って!アーサーさんは僕と一緒に魔物を減らすよ!」
了解!と、3人が声を揃えて言う。よし、じゃあまずは怪しいところから探ろう。必ず範囲魔法はどこかに境目があるはずだ。こっち側の境目が城壁のところだから、真っ直ぐ12時の方向に行けば!
「カイン。あっち側にはしってけばいいか?」
さすがアーサーさん。僕はうん!という声と共に大きく頷く。城壁の上にいたから詳しくはわからなかったけど、下は予想以上に魔物が多い。僕は降りた方がいいか?僕が乗っているだけでアーサーさんの作業効率は下がるだろう。
「カイン。まかせろ。」
『再生』
アーサーさんの魔法は久しぶりに見た。この世界では、魔術師以外は魔法を1つしか使えないが、土を武器にして戦うなんて、きっとアーサーさんくらいだろう。土生成の魔法を持っている人は大体畑仕事やつぼ作りをしている。それにしてもなかなか境目が見当たらないな。
「『以心伝心』アーサー!よけて!!!」
シャーロット?!敵が見えたのか?!
「初めまして?伝えたいことがあるんだけど、カインくん。僕と2人でお茶会なんてどうだい?」
いやー、、ね。今回敵が分かると思ってた方もいるかと思いますが、まだ引き伸ばします、、、というのは置いといて、多分小説の方であまり触れてないので、この小説の世界観が分からない方もいるかと思いますが、ちゃんとこの先どんどん情報本編のほうで出していくので、楽しみにしててください!!
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それじゃあ!ばい!!(あとがきってこんなんでいいの??)