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箱庭で踊れ  作者: 村崎悠
序章
1/9

日常と非日常

 ここに来たのは、もう何度目なのだろう。五回目あたりから数えるのを止めてしまっているから、実際の正確な数字はわからない。でもなんというか、ここで手を合わせると、胸の奥にある重りが、ストンと落ちる感覚がある。

 やや古ぼけている朱色の鳥居をくぐり、境内へ入ると、さすがに初詣やら祭りとは関係のない時期であるし、小さな神社であるから、人の気配はしない。小さな手水舎が進行方向右側に、鳥居から本殿までは歩いて二秒だ。

 何回もここに来ている私でも、この神社でどのような神様が祭られているかは分からない。誰がここを管理しているのかも分からない。

 それでも今日も私はここで手を合わせて、日々こうして生きていることを感謝するのです。


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