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8 灰色の空の下
「怨嗟の声」
赤い口づけは
罪の味。
顔を顰める
泥の感触。
沈みなさい、罪人よ。
犯した罪で
潰れてしまえ。
亡者の後を
追えよ、罪人。
「手遅れ」
踏み出せるはずもない、
汚物に塗れたあなたを、
底なしの沼へ。
あなたは進む。
逃げられない、
逃げられる
わけがない。
手足縛られ、
口は塞がれ、
ただただ堕ちて、
落ちていくだけ。
救いなどありえない。
そんな高尚なものは、
すでに過去の奇跡。
天使は微笑まない。
儚んで消えてしまった。
「怨嗟の声」
赤い口づけは
罪の味。
顔を顰める
泥の感触。
沈みなさい、罪人よ。
犯した罪で
潰れてしまえ。
亡者の後を
追えよ、罪人。
「手遅れ」
踏み出せるはずもない、
汚物に塗れたあなたを、
底なしの沼へ。
あなたは進む。
逃げられない、
逃げられる
わけがない。
手足縛られ、
口は塞がれ、
ただただ堕ちて、
落ちていくだけ。
救いなどありえない。
そんな高尚なものは、
すでに過去の奇跡。
天使は微笑まない。
儚んで消えてしまった。
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