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私立探偵 三条百合子の事件簿2  作者: ひろーら


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3/3

エピソード3.豪華特急連続殺人事件 第3話 最初の犠牲者

登場人物紹介

三条 百合子   私立探偵

浜松 義郎    探偵助手

ランド キャシー モデル

三田 恒義    ハサウェル社、社長

坂上 翔子    サーカス団、団長

神宮寺 是清   陶芸家の師範

矢崎 晴華    新聞記者

野崎 敦子    裏千家師範

安倍 聖子    有名占い師

神田 麗子    神田財閥令嬢

剛力 哲也    カメラマン

謎の女性     正体不明

比嘉 桐子    豪華特急車掌

桜井 真美    警視庁捜査一課警部


*登場する名称は全てフィクションです。

三田さん...イケメンなのに...。

「百合子、どうしたのよ。」

「なんで...イケメンが...。」

「ほら、現場保存するから手伝って。」

「真美、この内線で比嘉さん呼べるんじゃない。」

「百合子、お願いね。」

このボタンだな。..........出た。

「もしもし、比嘉さん?」

「どうされました三条様。」

「三田さんですが...部屋で亡くなってます。他の乗客にはバレないよう来て下さい。」

「分かりました三条様。今向かいます。」

比嘉さんもすぐ来るな。

「真美、三田さんは自殺、それとも他殺?」

「そんなの自分で判断してよ。探偵でしょ。」

何よ、言ってくれてもいいじゃない。

どれどれ...出血はある。ん?後頭部に傷か...、撲殺か?あれ...首に絞めた跡も...絞殺か?

「ちょっと...この遺体...おかしいわね。」

「流石探偵ね。自殺の線は無いわ。明らかに他殺よ。」

「でも...刺殺であり、撲殺であり、絞殺よね。」

「今から鑑識に遺体のデータ送るわ。死亡推定時刻はそれで分かるわよ。」

ドアの所に比嘉さんが着いた。

「三田様...どうして...。」

「比嘉さん、この列車は終点まで止まりません。三田さんは間違いなく殺害されています。犯人は車内の人です。警察は来れない以上、私警部桜井がこの事件を捜査します。」

「お客様の中に犯人がいると...。」

「はい、しかし私1人では捜査も大変です。探偵の三条と助手の浜松も捜査に加えます。」

「分かりました桜井警部様。」

「リビング車に全乗客を集めて下さい。」


「皆様、車掌の比嘉です。これから桜井様より重要なお話があります。お聞き下さい。」

「私は警視庁捜査一課、警部の桜井です。先程客室にて乗客の三田氏が殺害されました。本特急は停車することが出来ませんので、私の方で捜査を致します。」

「みっ...三田さんが...殺された...?」

「尚、こちらの私立探偵三条氏にも捜査協力を依頼しました。皆様、ご協力お願いします。」

「はっ...犯人は...?」

「では、私三条が説明しますね。この特急は出発してから駅には停車しておりません。しかも、この先終点までノンストップです。殺害後犯人が列車から飛び降りるのは不可能です。よって、この列車自体が巨大な密室となっております。」

「密室...。」

「犯人ですが、外部からの侵入はありません。外部への脱出もありません。よってまだ車内、それもここにいる乗客の中にいます。」

「この中に犯人がいるのか!」

「皆さん、落ち着いて聞いて下さい。今後単独行動は止めて頂きます。常に誰かと一緒にいるようにして下さい。」

「我々桜井、三条、浜松の3人で手分けして捜査を致します。ご協力お願いします。」

リビング車が騒然とする。殺人事件だもんね。しかもこの中の誰かが犯人だし。

「比嘉さん、客室の部屋割を2名ずつにして下さい。」

「分かりました。後程お渡しします。」

「皆様、新しい部屋割が出来るまで、このリビング車から出ないで下さい。もし出る場合は、私か三条、浜松にお声がけの上お願いします。」


部屋割が出来たようだね。

「乗客の皆様、大変お待たせ致しました。これから部屋割をお伝えします。尚、一人部屋で申し込まれたお客様もいらっしゃいますが、事件が発生致しておりますのでご協力をお願いします。」

「比嘉さん、ありがとうございます。では私三条からお伝えします。101号室、神宮寺様、剛力様。102号室、ランド様、野崎様。103号室、坂上様、神田様。104号室、安倍様、矢崎様。105号室、私と浜松。106号室、桜井警部と名園様。尚、比嘉さんは乗務員室ですが、必ず施錠して下さい。皆様の部屋にはインターホンがあるので、何かありましたらすぐ連絡して下さい。」

みんな一旦は部屋に行くようにした。


さて、捜査の打ち合わせだね。

「真美、この後だけどさ。」

「アリバイ確認の為、全員と話さなきゃね。」

「依頼した死亡推定時刻は分かった?」

「正確なことは難しいけど、大体20時から21時のようね。」

「夕飯の始まる19時には全員食堂車にいた。三田さんも食事してたから間違いないね。その後、21時に三田さんからの話があるから全員リビング車に呼ばれた。三田さん以外は全員いたよ。」

「死亡推定時刻と犯行時刻が一致するわね。食事の終わった後から再度集合するまでのアリバイを確認しましょう。」


それにしても、何で三田さんは殺されたんだろ。それに不可解な殺害方法。

何かひっかかるんだよね。

「ねぇ、真美。三田さんの話って分かるかな?」

「流石にそれは企業秘密でしょ。発表した後なら分かるでしょうけど。」

「部屋に資料とかあるかな。殺害動機が分かるかも。」

「そうね、調べてみましょうか。」


三田さんの部屋。血液痕はある。

「発表しようとした内容分かるかな?」

「百合子、何か思いあたることは?」

「三田さんとは話してないから分からないよ。」

「あら、この紙...。」

「どうしたのよ、真美...。紙って...。」

何ですって!これが殺害動機なの!


第4話 予告

殺害された三田の秘密とは。車内にいる犯人は誰か。三条百合子は真相に迫れるか!

次回 「不自然な書類」

列車の相席って誰が来るか分からないからドキドキしたりして...。

ではまた。

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