表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私立探偵 三条百合子の事件簿2  作者: ひろーら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/3

エピソード3.豪華特急連続殺人事件 第2話 悲劇の始まり

登場人物紹介

三条 百合子   私立探偵

浜松 義郎    探偵助手

ランド キャシー モデル

三田 恒義    ハサウェル社、社長

坂上 翔子    サーカス団、団長

神宮寺 是清   陶芸家の師範

矢崎 晴華    新聞記者

野崎 敦子    裏千家師範

安倍 聖子    有名占い師

神田 麗子    神田財閥令嬢

剛力 哲也    カメラマン

謎の女性     正体不明

比嘉 桐子    豪華特急車掌

桜井 真美    警視庁捜査一課警部


*登場する名称は全てフィクションです。

「皆様、お待たせ致しました。この度は特急ミルファールにご乗車頂き誠にありがとうございます。わたくし、車掌の比嘉と申します。本セレモニーの司会を勤めさせて頂きます。何かご用がございましたらわたくしまでお願いします。」

さあ、いよいよ発車だね。

「それではミルファール号発車致します。

皆様、窓の外をご覧下さい。」

やたらくす玉があるよ。

うっ...一斉に開いた。派手だね。

「それでは皆様、車内でおくつろぎ下さい。」

比嘉さん行っちゃった。


占い師の安倍さんだ。

「あの...私の事...占い...出来ますか。」

「あら...、あなた...数奇な運命にあるようね。」

数奇ですって。なんなの?

「あの...お名前は?」

「安倍聖子よ。これでも有名なんだから。」

「ああ、安倍晴明ですか。」

「晴明では無く聖子です。」

まぎらわしいよ...。

「数奇とおっしゃいましたが、何がどうなるんですか。」

「あなたの将来...、えっ...あっ...。ゴメンなさい。占いはまた改めてします。」

安倍さん、行っちゃったよ。気になるじゃん。最後まで聞かせてよ。

「あの...こちらいいですか。」

「あっ、どうぞどうぞ。」

「私、坂上翔子と言います。」

「坂上さん、何だかサーカスの格好ですね。」

「これでもサーカス団の団長なんです。」

「サーカス団ですか。楽しそうですよね。」

「皆さんが喜ぶパフォーマンスをやらせてもらってます。」

「今度見たいなぁ、サーカス。」

「良かったらご招待しますよ。」

「えっ、マジですか!私、三条百合子って言います。よろしくです。」

「三条さん、子供みたいにはしゃいでいますね。」

そりゃそうさ。サーカスは夢と希望とドキドキワクワクが詰め込まれたワンダーランドなんだよ。

「坂上さんも招待されたんですか。」

「うちのオーナーさんが準備してくれたんですよ。」

「いやぁ、実は私も招かれた口でして。」

「三条さんって面白い人ですね。じゃあ私はこれで。」

坂上さん、行っちゃったよ。私って...面白いんかな?

さて、夕飯まで部屋でくつろぐか。


うん、今...7時か。食堂車に行くかな。

4人テーブルか。席に記者の矢崎さん、カメラマンの剛力さん、真美がいる。

「真美、待った?」

「百合子、ちょっと前に来たんだよ。」

「えーと、私三条と言います。こちらは桜井。あなたは?」

「私は新聞社で記者をしている矢崎です。こちらはカメラマンの剛力さん。」

「剛力です。あやめじゃなくて哲也です。」

うわっ...さむ...。場が...ヤバいじゃない...。

「矢崎さんと剛力さんは取材ですか。」

「はい、今回列車内で三田社長が重大発表をするんですよ。それの取材です。」

「三田社長って、ハサウェル社で何かするんですかね。」

「私達は上から言われて来ただけですから...詳しくは分かりませんね。」

「料理来ました。さあ、食べましょう。」


ウマすぎやろ、駅弁くらいしか列車で食べたことない私だけど、まさかこんなのが食べられるとは。これが数奇ってヤツか。

「美味しかったですね、矢崎さん、剛力さん。」

「三条さん、がっついてましたもんね。」

「いい食べっぷりっす。」

「百合子、普段何食べてんのよ、恥ずかしい。」

「いやぁ...大したものは食べてないですよ、ねっ真美。」

「なんで私に振るのよ。」

「お二人とも仲がいいですね。」

「同期なんですよ。昔からこんな調子でして、ねぇ真美。」

「百合子は変わんないわね。」

「さて、この後三田社長の会見をするので、私達は準備に行きますね。」

「三条さん、ナイスっす。じゃあ、桜井さん、またっす。」

「じゃあ、百合子。私も一度部屋に戻るわ。」


なんだろな...ポツンと残された私...。

「あら、寂しそうね。」

この人...苦手だな。

「何か用ですか。」

「つれないわね。どう、一杯飲まない。」

なんで私に絡むんだよ。

「いや...、私...。」

「そんなこと言ってると、後悔するわよ探偵さん。」

えっ...この人に言ったっけ...、いや車掌にしか探偵であること言ってない。なら何故...。

「どうして探偵とか言うんですか。初対面ですよね。」

「そうねぇ...雰囲気かしら...。」

ん?私...何か出してんの...?

「そう言うあなたは何者ですか。」

「私...そうね、人助けする者かな。」

「ボランティアなんですね。」

「まあ...そう思うならそれでいいわ。じゃあね、探偵さん。」

あの女...何かある。しかもやな雰囲気。


車掌の比嘉さんが乗客を集めている。

「皆様、リビング車にお越し下さい。これより、乗客の三田様からお話しがあるそうです。」

みんな集まって来たね。全員揃ったよ。

「あれ、肝心の三田さんがいないじゃない。」

嫌な予感がする。

「比嘉さん、あなたはここに残り乗客の対応をして下さい。真美、三田さんの部屋に行こう。」

「分かりました。三条様、よろしくお願いします。」


ここが三田さんの部屋だね。

「真美、開けるよ。」

ドアを開ける。鍵はかかってなかった。部屋は真っ暗だ。誰もいないのかな。

「百合子、電気つけるわよ。」

部屋が明るくなる。部屋の中央に...三田さん!かなり出血してる。

「真美、脈は...。」

「無いわ...死んでる。」


第3話 予告

部屋で死んでいた三田さん。自殺?他殺?

三条百合子の調査が今始まる。

次回 「最初の犠牲者」

ついに被害者が。

犯人は誰?

ではまた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ