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無題
電気を消してケータイを開き
また 今夜も詩を作る
暗闇の中で生まれる言葉達は
決して希望を持たない
真実だけが 空から降って来る
もう一人の僕が 僕に向かって話しかける
時に励まし 時に戒め
僕の代わりに涙する
僕の分まで傷付き 僕の分まで汚れ
僕の分まで生きて 僕の分まで苦しんでる
僕自身をコントロール出来ない僕だから
いつも二人の僕が戦ってる
勝敗はない
この戦いに 終わりはない
戦いが続く限り きっと僕は詩を書き続ける
そうする事で もう一人の僕からのメッセージを受け止められる
今はまだ 受け止められる。
※この詩を書いたのは2004年頃です。当時の表現をそのまま載せました。