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VS巨大ロボ(2)

 さてと、どうしましょうかね。


「うおあっ?!」


 マールズの巨大ロボが放ってきたレーザーを大きく飛び退き避けながら考える。

 もちろん紐なんか持ってきてないから、転ばせることなんてできない。

 魔術で編んで作っても、虹金鋼に組み込まれた何らかの結界らしきもので無効化されてしまうのだ。

 故にどうしたら足止めできるか、と考えていた時の事だった。


『あははははは! 無駄よ! このザルザドンは絶対に破壊できないわ!』


 どこかにスピーカーでもついているのか、中からマールズが話しかけてくる声が聞こえた。


「はあ、もう、うるさ……。え?」


 そんな感じで攻めあぐね、イライラしていた時に急に大きな音がしたかと思うと

 巨大ロボ……、ザルザドンの状態が大きく揺れ、そのまま膝をついたのだ。

 その顔付近からノアちゃんが降ってきたかと思うと、そのままザルザドンの足に強く激突し軽く埋めた。

 

「夜空! 土属性魔術で足を埋めて!」

「わ、わかった!」


 言われるがままにノアちゃんと魔術を使い、片足を埋めてしまった。

 そしてそちらを脱出させようともがくもう片足の下を沼に変える。すぐに氷属性魔術で凍らせ身動きを取れなくした。


「これで少しは時間を稼げる」

「そうだね」


 本当に少しだろうけど。


「状態の中心を攻撃して少しでもバランスを崩せばそれだけ時間を稼げる。巨体にしては素早いけど、それでも私たちより小回りが利かないのは確か。翻弄しつつ、少しでも動きを止めて」

「了解。おわ!」


 そんな事を話している間にも巨大な拳が私たちを潰そうと振り下ろされる。

 すぐにその場を別々に離れる。

 土属性魔術で巨大ロボの周りを砂埃で覆った。


「あれ?!」


 それで少し油断してしまった時に、突如巨大な拳が砂埃の中から目の前に現れた。

 霊力の危険信号が体を走ったが避ける間もなく、急いで体を強化しそれを両腕で受け止める。


「ぐ、ぅう!」


 みし。


 左腕から嫌な音が鳴った。

 

 ドスン!


 それに気づいたノアちゃんが横から腕を蹴飛ばし、その攻撃から逃れることができた。

 すぐに腕に回復魔法をかける。


「大丈夫?!」


 アルノも駆け寄ってくる。


「まあ、左腕の骨が一本折れたっぽいけど、すぐ回復すると思う」


 また攻撃されないよう走りながら話す。


「たぶん、あのロボットにはサーモグラフィとか色々なカメラも搭載していると思う」

「なるほどね。それじゃ、煙幕で覆ったところでむしろこっちが不利になるわけか」


 腕を回復させながら、風属性魔術で砂埃を吹き飛ばした。


「ノアちゃん。あとどれくらいで白の技は完成しそう?」

「……。もうすぐだと思う。白に雷が落ちたらあと一分ほどだと考えて」

「わかった」


 私たちはその後もザルザドンと戦闘を続けた。

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