見た事ない攻撃
ドゴォーーーーーン!!
俺は咄嗟にユウコが注意してくれたおかげで反射スーツのパワーオンにしたためシールドが張られフードを被った同族と俺は無傷で済んだ
"曹長大丈夫ですか!?"
"ああ。俺は問題ないがこのフードの同族の子はさっきので気を失ってしまった。これは俺に対して攻撃したわけだが反撃しても問題はないか?"
"反撃しても問題ない・・・・むしろ反撃しないといけない場面です 人間種にディスラプター銃はエネルギーがもったいないため私がドローンで物理銃で殲滅します 曹長しばらくリソースを使わないように"
そこからはほんの一瞬だった。一応翻訳機を通してユウコは手を上げろと警告していたが男の方がまた杖を構えて何か喋りだしたので頭に一発古い規格だが物理銃をお見舞いして、もう1人の女の人は慌てて逃げ出したがドローンが回り込み止まるように説得したが小さいナイフで応戦してきたので同じように頭を撃ち抜いた
"目標の生命反応を確認 喪失した事を確認 曹長も確認お願い致します"
"敵対象に接近 生命反応喪失してる事を確認 ユウコこの惑星での初めての対人任務おつかれ"
"曹長いかがでしたか?無駄撃ちはしませんでした ただまた反応が遅れてしまい申し訳ありません 敵目標 男性が杖を曹長に向けたので怪しいと思い声を掛けました"
"それは問題ない大丈夫だ。だがあの杖はなんなんだ?エクセルシオにもない武器のようだが杖型の銃か?"
"成分を解析しない事にはなんとも ですが私には普通の木でできた杖のように見えます 鹵獲して調べてみましょう それと敵対象2人を地中に埋めるまたは火葬する事を提案します"
"ああ。不本意だが処理はちゃんとする。火葬は面倒いから土に埋めよう"
それから俺は穴を掘り乱暴に2人を投げて穴を埋めた
フードの子をユウコが作ってくれたログハウスに連れて行き、念のため作業用ドローンと正規ドローン一機ずつ護衛に就かせて後はマッピング作業に戻らせた。
"とりあえず再生クリームが効くか分からないが全部塗ろうか。ユウコはこの同族らしき人に塗って問題ないと思うか?"
"さっきの人間みたいに攻撃してこないかは分かりませんので一応 反射スーツパワーをオンにしておいてください 後できれば皮膚組織及び唾液でも構わないので採取させてください"
"それはユウコがドローンで頼む見た感じ片方の耳はなく顔も半分焼け爛れてるが恐らく女性だと思う 手足もかなり傷だらけだが色白だと思う。男の俺が対処するのはハラスメントに当たるかもしれないからユウコが頼む"
"了解しました 曹長は隣の部屋で少し休憩でもしていてください"
"分かった。それと再生クリームが効くとして欠損してる所まで治るか?"
"まだこの対象 便宣上 白人女性としますがエクセルシオの人間と同じかどうかが分からないのでなんとも言えません 早急に解析します もしかすると薬自体が毒かもしれませんので"
"分かった。後は頼む。結果はでたらすぐに教えてくれ"
"了解しました"
それから1時間程さっきユウコが倒した2人について考えた。俺がもし逆の立場ならどうしたかと。だがどう考えても俺は見知らぬ人を攻撃したりはしない。それがもし相手が攻撃してきてもいきなり確殺するような技は使わない。けど、それは俺の考えであって相手は関係ない。それに見た感じ向こうの攻撃も分からなかったが明らかにエクセルシオより数段も劣っていると思う。あの男の攻撃が最大の攻撃だったかは分からないが反射スーツのパワーの3割も使ってなかった
もっと言えば相手がディスラプター銃のような技を使って来た場合は問答無用にこちらも最大戦力で対処しないと負けてしまう。
これからはエクセルシオ軍隊法を守って口上言っても言葉が通じないし相手に遅れを取るだけだ
相手が怪しい行動を取ればすぐにこちらも対処するように心掛けよう。
"曹長 お待たせしました 杖と対象 白人女性の解析終わりました 杖に関しては何の木かは分かりませんがただの木で間違いないです 強いて言うなら未確認の成分があります 生命体を倒した時に出る宝石と同じ成分です 続いて 対象 白人女性はエクセルシオ銀河系 惑星の人間種と同じですが1つだけ我らと違う臓器があります それがなんなのかは解剖しないとわかりません"
"さらっと怖い事言うなよ。この女性がもし攻撃してきたら対処した後解剖しても良いが今は何もするなよ?それと杖にも謎の成分があるのか。あの女性が目が覚めても言葉が通じないから聞く事もできないぞ?どうするつもりだ?"
"それは曹長が身振り手振りで会話して少しずつ翻訳機を使う以外なさそうです もしくは曹長と 対象白人女性が体液交換をすれば私が対象 白人女性の解析を中からしますのでその後もう一回体液交換をしてもらえれば曹長に戻ります"
"馬鹿な事言うんじゃないよ!俺は女性を襲ったりなんかしないしそんなとこまでしなくていい!"
"知識の泉によれば命の危機があり男女がそれを乗り越えたら92.7%で恋に落ちるとデータがあります 曹長はまさにその出来事を体験しております"
"だからAI特有の言い方はやめろ!それにそんな情報誰のAIがアップデートしたんだよ!!この話しはなしだ!他の案を考えろ!"
"ならやはり古典的ですが翻訳機で解析するしかなさそうです それと再生クリームは欠損にも効きます 約12時間後には薬が効き 目が覚めると思います エクセルシオ時間で言えば夜中の2時に目が覚める計算です 対象 白人女性は胃に有機物及び水分が2%しかなく起きれば空腹なためレーションもしくは何か食事をさせる事を提案します"
"分かった。なら俺を11時間後に起こしてくれ。お前が変な事言ったから寝る!眠たくないからまた強制的に寝かせてくれ"
"強制的に寝かせるのは後々の睡眠障害になり今後の活動に…"
"いいから命令だ寝かせろ!起きたらレーションとそこら辺のウサギでも狩って料理する!って言っても焼くだけだけどな!"
"了解しました おやすみやさい"
"・・・・・・・・・・・"
フードの女視点
「おい!この魔女が!早くこのキラースネークを倒しやがれ!」
「ご主人様、ここまで進むのに魔力を使い過ぎでもう動けそうもありません。マジックポーションをどうかお願い致します。そうすればすぐにキラースネークを倒しますので」
「アンディ?この魔女あんな事言ってるよ〜?ただサボってるだけなんじゃな〜い?あっ!良い事思いついた!この前右側を燃やしたから今度は左側も燃やそうよ!左右対称じゃないと可笑しいよね!私って天才!キャハッ」
「うん?シュリは本当に良い事思いつくな!なら、このキラースネークを倒したら何もしないでやろう!1分後に倒せなかったらキラースネークごとお前も燃やしてやろう。はっはっはっはっ」
はぁ〜・・・お母さん、お父さん私もそろそろそちらに行けそうです。お母さん達の言葉を守り森で人間に見つからずに生きていましたが帝国軍の奴隷狩りに会い同胞のエルフも捕まりました。私もお父さん達に、似て魔力が高いため逃げようと思いましたが奴隷の首輪を付けられ逆らえません。もう少しで行きますので・・・・
「◎$♪×△¥●&?#$!」
誰っ!?なんて言ってるの!?
「 ○▼※△☆▲※◎★●!? 」
見た事ない人間・・・・それに召喚獣?人間で召喚士っているの!?エルフでも1000年に1人しか産まれないって言い伝えがあるのに・・・でもこの人間から魔力が全然感じられない
「アンディ?誰?このおじさん」
「俺が知るわけないだろう?おい奴隷魔女!面倒だ!その男もついでに殺せ!俺たちのキラースネークを横取りする気だ!」
「 ¥>$!?♂=♀◎♭♯♪☆⁂∮!? 」
チュドォーーーーーーン!!!!
えっ!?何!?キラースネークの頭がなくなってるんだけど・・・・
こんなに強い人がしかもこんなに詠唱が早い人間初めて・・・いやエルフより早いかも・・・しかもこの威力この魔法はなに!?
「クッ!もう良い!俺がこの手で使えない魔女と獲物を横取りした男を殺してやる!」
「アンディやっちゃえ〜!!!燃やせ〜!!!」
「全てを焼き尽くす地獄の番人よ解き放てファイヤーボール!!!」
ファイヤーボール!?ああ・・・・終わった・・・これで私も楽になれる・・・お母さんお父さん今行きます・・・
キュイーーーーーンシュポッ!!
えっ!?ユグドラシル木からできた触媒の杖から放たれたファイヤーボールを無詠唱で消した!?なに!?本当にこの人なに!?あぁもうダメ・・・・・
「ⅣÅ⊿∟⊃@+※∵⌒¢-⌘▽〜!!」
「アンディ!?どうしたのよ!早くいつものように焼いてよ!」
「黙れもう一回詠唱する!」
「全てを焼き尽くす・・・」
パンッ!
「えっ!?何!?アンディどうしたの!?死んでる!?!?ヤバイ逃げないと!!!!」
「ⅣÅ⊿∟⊃@+※∵⌒?」
「来るな〜!!!!」
パンッ!
面白い、続きが早く見たいと思う方 ブックマーク 評価などよろしくお願い致します。