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実はエルフのユウコはヤバイやつだった!?

 「クッ!こんな奴ら魔力さえ戻ってればどうって事ないのキャッ!!」


 「へっへっへっこんな所でなにしてるのかな!?エルフの姉ちゃん!?」


 「兄貴!早いとこ始めてしまおう!俺はもう我慢ならねぇ〜!!」


 「待て待てまずは俺からだ!」


 「お前らなんか魔法使わなくても余裕だ!」


 ボカッ!!!


 「兄貴!!?」


 「ふん。やるじゃないか!エルフの姉ちゃん!?だが残念だな。俺は元帝国の地下格闘技チャンピオンだったんだ。格闘こそ俺の真骨頂だ」


 


 "曹長 起きてください 対象 エルフ ユウコ様が男達に襲われています 気付いては居ましたがまさか魔力がない事を失念しておりました」


 "あぁ。よく寝たな。今なんて言った!!?"





 「まっ、エルフの姉ちゃんにしてはまあまあだったな。だがお楽しみはまだまだこれからだ…」


 「おい!俺の仲間に何してる?5秒待ってやろう。その女から離れろ」


 「あん!?なに言ってやが」


 パンッ!


 「おい!なにしやがっ」


 パンッ!


 「おいお前ら・・・し死んでる!?いや待て待て待て!俺が悪かった!別に俺達は何かするつも」


 ファイヤ!


 「うはっ!なんだこのファイヤは!?しかも無詠唱だと!?焼ける焼ける!助けて!!!」


 "なんとなくエクセルシオにあるガスライターを想像して魔力を込めてみたがどうだった?"


 "お見事です! 対象の男は物的状況から明らかに 対象 エルフ ユウコ様に危害を加えてましたので問題ありません ただ少し火力が強すぎたようです 容疑者の右手 あれはエクセルシオの再生クリームでも再生しないでしょう"


 "そうか。まだあまり魔力の使い方が分からないから引き続きフォローしてくれ"


 "了解しました"


 「ユウコ大丈夫!?危険な目に合わさないと約束したのにごめん」


 「・・・・・・・・・・」


 「ユウコ?ユウコ!!!!!?」


 「はっはい!!トレノ!?もう起きたのですか!?って、また私は迷惑かけてすいません!!起きたらお腹空くと思って角ウサギの香草焼きを作ろうと狩ってたらいきなりこの男達が・・・まだ魔力が回復してなくてまたやられてしまって・・・」


 「そうか。俺のためにすまなかった。ありがとうな。また後で一緒に作ろう。まずはこいつの処理だな」


 「おい!お前!正直に答えたら命だけは勘弁してやる!なんでここに居る?」


 「はい!俺達の同業の奴らが先日捕まりそいつに金を貸してて回収できず俺たちが金欠でそれでここに家を見つけたので何か金目の物がないかと思ったらエルフを見つけて犯した後売ってやろうかと・・・」


 "なんとまぁ本当に正直に答えやがったな"


 "清々しい程屑人間ですね エクセルシオなら即日執行 死刑ですね"


 あまりにも正直に答えられたため俺はどうしようか考えてたらエルフのユウコがとんでも無い事を言ってきた


 「襲われたのは確かですがこの人を見逃してあげてくれませんか?」


 「うん!?何言ってるんだ!?こいつはユウコを襲おうとしたんだぞ!?」


 「あのトレノが無詠唱で出した炎魔法 ファイヤと聞こえましたが私達の理とは違う古の部類の魔法だと思います。普通ファイヤがあんな威力が出る事なんてありえません」


 「うん?あれか?あれは俺の国の炎を真似しただけだぞ?頭のユウコが手伝ってくれて発動できてるだけだが」


 「そうなのですか!?良ければ後で教えてください!それであの男の人の手はもう恐らく治らないでしょう。あんな青色の炎なんか見た事ありません。なのでこのままこの男の人を見逃してもこの森の中・・・魔物に喰われて死ぬだけです」


 "今さらっと怖い事・・・俺達より酷い事言わなかったか!?"


 "さぁどうでしょう 私はまだ手ぬるいと思います"


 「まぁユウコの好きにするがいい。おい!男!良かったな!お前が襲った俺の仲間がお前を逃すとよ!二度と俺の前に現れるんじゃねーぞ!?」


 「あぁ約束する。ここへは二度と立ち入らない。すまなかった」


 「炎の精霊よ風の精霊よ私に力を貸してください ウィンドプロージョン!」


 「あちっ!足が!足がぁぁぁ・・・・」


 「私を殴った仕返しです!はいどうぞ♪ちなみに私は見ての通りエルフです!あなたの足に撃ち込んだ魔法に楔を付けました!もしあなたが口を割れば・・・後は分かりますね?♪」


 「あっあぁ。分かった。感謝する」


 "ユウコの奴中々エグイ攻撃をするんだな?それに精神的にもキツそうだ"


 "私も対象 エルフ ユウコ様への態度は改めようと思います"


「トレノ怖かったです・・・また借りができてしまいました・・・」


 「おっおう。別に気にしてないからかまわないが・・角ウサギの香草焼き作ってくれるんだよな!?お腹空いたから戻ろうぜ!?」


 「はい!私が今日の朝は作りますのでトレノは座って待っててくださいね!」


 さっき襲われたのにこの変わり様・・・・女は怖いな。







 クソックソックソッ!あのエルフと男はいつか絶対ぶっ殺してやる!足と手を使い物にならないようにしやがって!!だがあの男の魔法はなんだったんだ!?あんな魔法見た事ないぞ!?クソッイライラする!


 ブボォーーーーーーーン!!


 「うわっ!!ジェネラルオークか!?クソッこんな所でこんな所で・・・」


 グシャ・・・・・・・


 「エルフに・・・手を・・出すんじゃなかった・・・・」


 ブボォーーーーーーーン!!!!

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