初任務
"曹長 対象 エルフ ユウコ様が扉をノックしています 起きてください"
「トレノもうお昼ですよ!起きてますか?」
誰だ?今日は午前中は寝るって…
"曹長 おはようございます エルフ ユウコ様が扉に居ます"
"もう昼なのか!?すまん!助かった!"
「起きてるよ!ちょっと待ってくれ」
「入ってくれ。ユウコおはよう。遅くまですまん。かなり寝てしまってた」
「いえ、私もさっき起きてお腹空いたのでどうするのか聞こうと思ってたのです。どうしますか?」
「そうだな・・・起きたばかりで俺はまだお腹空いてないから何かギルドに行く途中で食べよう。ちょっと顔洗いたいんだが場所分かる?」
「私が水を出しますよ!ちょっと外に行きましょう」
「手出してて下さいね!水の精霊よ私に力を貸して下さい ウォーター はい!トレノどうぞ!」
「凄い!凄いぞ!手から水が出てるぞ!!じゃあ顔を洗わせてもらうよ」
「この水気持ちいいな!!ありがとう!もう大丈夫だ」
「水が気持ち良いなんて変な事言うんですね!精霊が出してる普通の水ですよ?」
「へぇ〜。でもなんか俺には水が柔らかく感じたんだけどな。所でこの水は飲む事もできるのか?」
「できるのはできますが魔法から出す水は苦いですよ?」
「なんで苦いんだ?」
「その昔アシュタルト様が魔法を作り人間に魔法を教えたと言われていますが、魔法から出す水にはその術者の魔力が流れていて、過剰に摂りすぎると魔力中毒になるためアシュタルト様が美味しくないようにしたと伝えられています」
「そうなんだ。試しに飲んでみてもいいか?」
「いいですけど、少しだけですよ?はいどうぞ」
"曹長 危険なのでやめる事を 提案致します"
"水ぐらい大丈夫だろ?"
"念のためドローン待機させておきます"
「うん?別に苦くないぞ?てか、むしろ少し甘く感じるんだが?」
「え!?そんな事ないと思うんですけど・・・私は自分の魔法だから味が分からなく・・・」
"何か体に変化あるか?"
"いえ 特に何もありません"
「ユウコありがとう。まあ極力用意した物を飲むようにするよ。もし不足の事態の時は頼んでもいいか?」
「え?あ!はい!分かりました!」
「とりあえずギルドに向かおう。それとよければ一度あの森の家に戻らないか?残りの魔石も売りたいんだ。一応ユウコが言語魔法?を俺にかけてくれてるおかげで他の人とも会話できてるんだけどいずれこの魔石も力がなくなるんだろう?少しは残しておくつもりだが」
「そうですね。分かりました!なら今日の夜はたこ焼きができますね!オギゴのお母さんに伝えてきますね!」
"ユウコ?言語のアップデートは何%くらいしたんだ?"
"サンプルが少ない為なんとも言えませんが 各地に配置してるドローンの言語も解析してるため恐らく40%程だと思います およそ7日後には魔法なくてもしゃべれるくらいにはなるかと思います"
"了解、わかった。引き続き頼む"
"了解致しました"
「伝えてきましたよ!では行きましょう!」
「えらい気分が良いんだな?」
「そりゃ、たこ焼きが夜に食べれるなら気分も良くなりますよ!」
「おっおう・・・なら頑張らないといけないな」
"ユウコ、すまん。ドローンにあのホログラムに似た地球のたこ焼きが作れるプレートを作製できるか?"
"不本意ながらできます 石をくり抜いて作ったのでかまいませんか?"
"ああ。悪い。よろしく頼む"
"・・・・・・了解致しました"
ギルドに到着した俺達は掲示板を見て簡単そうなのを見てたんだがユウコがかけてくれてる魔法の凄さをまた再認識した。喋れるだけかと思ったがなんと文字まで分かるときた。これはなんとしても魔法を覚えとかないともったいないと俺は思った。
「角ウサギの討伐やゴブリンの駆除くらいしかないですね」
「そうだな。まあ手堅くその二つでいいんじゃないか?初めての任務なんだし」
「そうですね。ではこの二つにしましょう」
「ミーアさんこの二つを受けようと思います。書かれてる通り角ウサギはそのまま持って帰り、ゴブリンは魔石と右耳でよろしいですか?」
「トレノ様こんにちわ。依頼を受けるのですね!言った通りで大丈夫ですよ!そんな難しい任務じゃないけどくれぐれも気をつけてくださいね!それと二人はパーティーを組んでるって事でよろしいですか?」
「うん?パーティー?パーティーとはそのままの意味で良いのか?」
「はい。私達がペアになるって事です。トレノはかまわないですか?」
「いいぞ。それにずっと行動する予定だしな。ミーアさんパーティーでかまわないですよ」
「分かりました!シルビア様がパーティー組まれるのは初めてですね!頑張ってくださいね!」
「ユウ・・・シルビア!俺達の初任務だ!頑張ろう!」
危なかった!あやうく本当の名前で呼ぶ所だった。ちゃんと気をつけよう。
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