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カリホルニウムの正体

それから俺はエルフのユウコにエクセルシオの事


俺はそこの出身で軍隊に身を置いてる事


俺の国の兵隊は頭に必ずもう一人の考えを持つ部下の考えを埋め込まれる事


この惑星に遭難、不時着した事を伝えて俺の国引いては俺が知ってる世界で魔法は空想の産物である事を伝えた。




「この世界と別の世界からいらしたのですか!?でも見た事ない物も多数ありそれは本当の事なのですね」




「ああ。わけあってユウコがいるこの惑星にお邪魔しているが俺はもう国に帰る事はできない。むしろ帰りたくても自分では帰れない」




「トレノ様の国では魔法がないと言いましたがキラースネークを倒したのはなんという技なのですか?」




「ああ。あれはディスラプター銃と言って対象物を分子分解してしまう。分かりやすく言うと目に見えない塵にしてしまうという事だ」




「そんな恐ろしい武器があるのですか!?そんな武器を使わないといけない相手とトレノ様の国は戦ってるのですか?」




「ああ。俺は国の敵は同族の人間なのだがそこの国は逃げ出す事も許されない国なんだ。もし逃げ出そうとするとさっき言った武器の少し小さい物が近くに居なくても自動的に爆発するようになっている物を敵の兵士は身につけさせられている。敵の兵士が助けを求めて来ても俺達は助けてやる事もできない。俺達も爆発に巻き込まれるからだ。だからこのディスラプター銃で速やかに楽にさせてやる事を国自体が是としている。ただエネルギーの反動が凄くて連発はできないが」




「可哀想な国の人達なのですね。なんでそんな国の人達と戦争をしてるのですか?」




「その国は俺達の国の考えと違うんだ。さっき言った敵の国ソンブレロ銀河域の国はソンブレロと言う国が統治していてこの国は自分の国の意見に反対する惑星を蹂躙し、惑星の資源を奪い尽くしその惑星の住民を奴隷として人権なんかないに等しい待遇で男は死ぬまで働かせて女は男の慰み者にされ子供は臓器売買に売られる。そして資源を奪い尽くし何も無くなった惑星を俺達は死の星と呼び俺が居る惑星エクセルシオ銀河群加盟国はソンブレロに宣戦布告し長い間戦争している」





「そんなの酷すぎです!!なんとかしないと!!それに・・・規模は違いますがこの国も似たようなものです。この国は・・・帝国がどんどん領土を広げ国を吸収して人も物資も何もかも民から奪い抵抗できないようにしていってます。国が違い 星が違ってもやってる事は同じなのですね」




「俺達エクセルシオ加盟国も資源を取らないとは言わない。けど俺達は節度ある採取、再生をしほかの惑星の住民には人権ある態度で接している。もう一つ言うならこの惑星の名前は知らないがさっき言った、ソンブレロとこのソンブレロと手を組んだラリカール銀河域の間にある惑星なんだ。俺は良く今までここが見つからなかったと思う」





「えっ?そんな隣なら見つかる可能性もあるんじゃないですか!?」




「ああ。明日、明後日って事はないが俺達が生きてる間に見つかる可能性も充分ある。だがこの惑星は俺が不時着した時何故か通信・・・国と話しをする方法があるのだが何故かそれができなかったと俺の頭にいるユウコが言っているんだ」





「トレノ様の頭に居る人がユウコ様なんですか!?」




「ああ。タイミング的に言いそびれたがそうだ。俺はこの頭の中に居るユウコが俺がこの惑星で生きるための生命線だと思っている。そのユウコを死なせない為、ユウコが活動するのに必要なご飯ではないが栄養となる物を探している」




「それはなんて名前の物ですか?」




「俺達はこれをカリホルニウムと呼んでいる。間違ってもこの入れ物から出さずに見てくれ。危険な物なんだ。そして見た事あるなら教えて欲しい」




「え!?これ龍脈の結晶!?マナが完全に遮断されて分からなかったけど間違いなくこれは龍脈にあるマナの結晶よ!」




「知っているのか!?すまん!教えてくれ!これはどこにあるんだ!?」




「帝国の地下にこの国一の龍脈があるって言われています。ほかにも自然界に稀にあるそうですが私は見た事はありません。ただ我々エルフの言い伝えは龍脈の近くはドラゴンが多く生息すると言われていてそのドラゴンを討伐または退けた人の事をドラゴンスレイヤーと良いこの国では物凄く名誉な事なのです」




「ドラゴンとはどんな生き物ですか?それと、自分の事ばかりですいません。あのユウコ様と居た男女二人なのですが・・・・やはり友達でしたか?」




「いえいえ、友達なんかじゃありません!!!私はあの人達の奴隷でした!トレノ様が殺してくれたおかげでこの奴隷の首輪の効力がなくなり自由になりました・・・・」




「んっ?どうしました?」




「ただこの首輪は中々取れなくて・・・それに私はトレノ様にお礼をしたくてもする方法がないので私を売ってそのお金をお礼という形でも宜しいでしょうか!?」




「何言ってるんですか?別にあんなクズな人間は処分して当たり前だし俺はあんな奴らに遅れは取らない。頭の中のユウコがあの二人を処分したのです」



「頭の中に居るのにどうやって処分したのですか!?」



「ユウコは特殊な事ができます。外に出ましょう」



"ユウコ、ドローンを動かしてくれ。それでエルフのユウコが言う動きをしてやってくれ"



"了解しました"



「こんな風にこの機械を動かせるのです。何かして欲しい動きがあれば言ってください"



「え!?空を飛んでいる!!トレノ様!これは私も空を飛べますか!?!?」



めっちゃ興奮してるよ。まあ飛べない事はないかな?



「長時間は無理ですが多少なら大丈夫です」




"曹長 この近辺を少し飛んで来てもよろしいですか?安全に低空を飛びます"




"ああ。ユウコに任すよ。くれぐれも落とさないようにな?"



"ありがとうございます 了解しました"




ん?本格的にユウコが変わってきている。エクセルシオに戻れるなら学者になれるレベルの発見なんだがな。そう思いながら二人は飛んでいった。

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