第5話 絶望へのカウントダウン
今回もなかなか鬼畜です……
しっかりと想像しながら読んでみてください、キャラクターの気持ちになりながら読んでみてください。
サーポチット上のブックマークを押してポイントをつけておくれ!
書籍化するにはやっぱ有名になるしかないよな……
そして次の瞬間だ、仲間から大きな悲鳴が聞こえ、僕は少女の勇者をちらっと見たが、何もしてはいないようだ。
「イギァァァァア! やめてくれ、セリーナ!」
そしてその悲鳴は、シルヴィーの声だ……彼は、とても弱いし、何もできないのろまな子だけど、彼はとても頑張り屋さんだ、その彼の頑張りのおかげで、今まで人間と仲良くできていた。
彼がいたから、僕たちは人間と仲良くなれたはずだったのに、そんな彼の事を彼女は恨みのこもった目で見ている。
普段の彼女からは、想像できない瞳の色をしている、いろいろな色が混じり合ったような、自我を保てていないような瞳をしている。
そんな彼女の姿を見た魔王は、泣きながら、謝りながら彼女に向かって、漆黒の球を飛ばした。
「ごめんな、セリーヌ……
おまえを解放するには……これしかないんだ」
漆黒の球がセリーヌに接触すると、そのまま彼女は、黒い球に跡形もなくとりこまれようとした、その時……
少女の勇者は、それを許さなかった。
吸い込まれる彼女の腕を掴み、魔剣ダーインスレイブで魔力を吸いながら、引きずり出していった。
「あなたの仕事は、まだ、おわってない、デス!
さー、はやく、殺すデス! 殺して、殺して、たくさん殺しまくるです!
因みに洗脳はといたですよ。
イヒィ……」
確かに彼女の言うとおり、洗脳は解かれたみたいだ……
そして続けざまに、少女の勇者はセリーヌに命令する。
「そうですねー……どうせですし……時間制限付きにするデス!
喜びやがれデス! イヒィ!
10秒以内に1人、殺すです!
出来ないなら、お前の指を落とす、デス!
イヒィ! イヒヒヒヒィィィイ!」
セリーヌは震えている。
それを見る少女の勇者の目は、表情は……ほんとに楽しそうだ。
壊れている、間違いなく狂っている……。
そして、楽しそうに、リズムよくカウンドダウンをはじめた。
セリーヌにとっての、絶望のカウントダウンを。
「10〜〜9〜〜8〜〜7〜〜6〜〜5〜〜4〜〜3〜〜2〜〜1〜〜0デス! イヒィヒィ!
ざーんねん、時間切れデス!
イヒィィィィイ!」
すると少女の勇者は、ニコニコとセリーヌの左足の小指を落としながら、ニヤついている。
「フグゥゥゥウッ! もう嫌! 助けてよ、助けてよ!魔王様!」
助けてと、そう言っている彼女の事を、僕はただ見ていることしか出来ない。
「ごめん……」
何故、魔王はいつも、勇者に負けなくてはならないのだと、そんな理不尽な力の差に絶望している、失望している、こんな世界の法則など壊れてしまえばいいと、この時僕は思っていた。
そしてセリーヌにとっての絶望のカウントダウンは止まらない。
10秒ごとに、1本ずつ切り落とされていくセリーヌの指に、魔王の部屋に響き渡るセリーヌの悲鳴は、まるで絶望の演奏会のようだ……。
そして少女の勇者は、切り落とした彼女の指を丁寧に拾い上げると、もう見慣れてしまった無邪気な笑顔で、僕の元にやってくる、机の上の皿をとって。
「め、し、あ、が、れ♡」
僕の目の前に、お皿が置かれ、セリーヌの指が並べられる。
「た、食べられるわけないだろ!
お前達…………いったい、いったいどれだけ!
僕たちの事を、痛みつければ気がすむんだ!」
そして少女の勇者は、僕の耳元で悪魔の様に囁いた。
「指1本につき、1人解放してやる、デス……。
イヒヒ……どうします? 食べますか?食べますよね?
食べるしかないですよね?
イヒヒヒ、イヒィィイヒヒィイ!」
僕は、そんな悪魔の囁きに負けてしまい、セリーヌの指を口に入れ、飲み込んだ。
最後まで読んでくれてありがとうデス!
サー我慢せずに素直にブクマと評価するんやで?
何言われても大丈夫やからなw