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第3話 弱き者は、強き者に、搾取される、Death!

どもどもー応援してくれる人はブクマしてけろ!

さしたらもっと頑張るから。

やる気出すから!

感想くれる人とか大好き、有名にしてくれるのは読者様だけです。

笑いながら歩みよる少女が、僕に言う。



「やっと、やっと、やっと、やっとぉ! やる気になってくれたデス!

私とても嬉しいデス? 嬉しいデス! イヒィィイ!

その目、本当に、そ、そ、る、デス!

今にも泣きそうなその目、怯える恐怖の表情!

たまらないデス!」



僕は震えた声で、彼女に言う。



「君達とは、分かり合えたと……僕は……そう思っていたのに!

絶対に、お前だけは……お前だけは僕が殺す!」



そして僕は、魔王のみが持つ大きな黒い羽を広げると、羽の中から、黒い棘のようなものを無数に出し、少女に撃ち込んだ。


そして撃ち込まれた無数の黒い針を、少女はいとも簡単に、余裕な笑みで全てを弾いた……いや、魔剣に吸収したのだった。



「イヒィィイ!甘いですね!

私の今持っている、魔力と血を吸収する、魔剣ダーインスレイブの、能力を前に! そんなしょぼい攻撃など、効くわけがないの、デス!

さー大人しく命乞いしながら、死ぬがいいデス!」



そして彼女は一瞬で、僕と開いていたはずの距離を0にすると、魔剣ダーインスレイブが赤き血の輝きを放ち、そのまま僕を貫いた。



「ぐっはぁ! ……お前達は、いったい……何がしたいんだよ!

僕たちを殺せて満足なのか! 何が目的なんだよ!

教えてくれよ!」



すると彼女は、僕の胸元から肉が擦り切れるように、ゆっくりと剣を引き抜き、僕を絶望させる言葉を吐く。



「いひぃ! 何がしたいか? デス?

そんなの、そんなこと、決まってるじゃーないですか!

私達は、民衆の為に、王に仇なすものを駆除しているだけ、デス! イヒィィイィィィィイイ!」



そんな彼女の、嘘が丸わかりなゲスい笑顔を見て、僕は悔し涙を流す。


そして追い討ちをかけるように、彼女が本音を言う。



「お前達を殺せて満足するのか? デス?

そんなの、決まってるじゃないですか!

するわけねーデス! だってお前ら全員、ザコです!

心も全然踊らないデス!

あっ、でも目的ならあるデスよ?」



彼女がそう言うと、さらに口角を上げ、楽しそうに話した。



「お、ま、え、た、ち、のその悔しがる表情に、泣く表情、恐怖し、怯える表情、絶望する表情が、私はとても好きなのデス! 大好物なのデス!

だから目的があると言えば、お前達の苦しむ顔を、仲間を奪われた時の絶望する顔を、見るために!

ただ、それだけの為に! 私はお前達をオモチャにしてやってるの、デス! 感謝するがいい、デス!

イヒィィイイヒィィイ!イヒィィイ!」



どこまで、どこまで汚れきっているんだと、僕は心の底から悔しがり、そんな僕の体を、彼女はゆっくりと、僕の仲間達にした事と一緒の事を僕にする。



「ぐぁぁぁぁあ!やめろぉーーー!

この、悪魔どもめ!

僕たちを、僕たちの命を奪ってそんなに楽しいのか!」



彼女無邪気なに、ニコッとして言った。



「サイッコーに、楽しい、デス!

殺される為に、生まれてきてくれて、ありがとう、デス! それと私は勇者デス! イヒィィイ!」



そして僕は、手足を切り取られ、羽をゆっくり時間をかけて削られ、地面には血の水溜りができている。


切られた場所からは、徐々に感覚が失われていき、意識も朦朧としている。


頭上には、ニンマリと不敵な笑みを浮かべる勇者がいる……そして何故か僕の事を殺さずに、治療しながら楽しそうに、とても楽しそうに話し始めた。



「イヒィィイィ! アハァ!

今から、お前にとっての最高の! 最大級の!

イヒィィイ! 絶望のショーを開催してやる、デス!

とくと、ごらんあれ! ま、お、う、さ、ま♡」



そう言うと彼女は、とてもご機嫌に、るんるんと仲間の兵隊達を呼ぶと、その兵隊達と一緒に僕の仲間達が引きずられてくる。



「魔王様! 助けてぇえ! 」



両目を防がれた、僕の仲間、コルネスがそう言う。



「イダァイよ……」



そして、膝を擦りむいて泣いている、リリーと僕の子供。



「死にたくないよぉぉお!」



そんな声で喚く、僕の仲間たちがいる。


そして不敵に笑う勇者が楽しそうに、とても明るい声で言った。



「イヒィ! それじゃーみっなさーん!

今からデスね! 今からですね! 今からデスね!

たっのしーい、たっのしい〜……演奏会を、そう、魔王様の為だけの、演奏会を、始めるデス!

さー、いっくDeath!」



再び、絶望が始まったのだった。


サーここまで読んだら感想に評価にブクマだこのやろ!

応援ポチッとする、デス!

お願い、デス!

あと読んでくれてありがとです!

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