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朗読会=ラジオドラマ

チェリッシュの店長がブログで朗読会の告知をしてくれた。長谷ハセちゃんの、『タイシとシナリ』のリンクをを貼って。


『◯月◯日(土)14時、チェリッシュの3番テーブルにて『タイシとシナリ』というネット小説の朗読会やりまーす。リンクはこちら。


‪‬‪http://ncode.syosetu.com/n1276dr/ #narou #narouN1276DR‬


うちのメイドさんたちも一緒に朗読しますのでスマホを持って是非是非おいでくださいませ。

因みに参戦決定済みは次の4人でーす。


ハセちゃん・・・作者

満月ミツキさん・・・うちのメイドさん。see ガトリング事件

ヒロオくん・・・see ガトリング事件

ユウリちゃん・・・see ガトリング事件

セヨちゃん・・・中2病のJC2nd


チェリッシュ店長』


「おー、盛況盛況」


店長はホクホク顔だ。

ガトリングの一件以来、店の知名度は大きく上がったものの、メイドさんたちの個性がコア過ぎて爆発的と言えるほどの集客には至っていなかったのだ。

今日は全席埋まり、立ち飲み客までいる始末だ。


朗読会当日。


さすがの長谷ハセちゃんも緊張してるかな・・・と思いきや、


「そこ詰めてくださいね〜」


とお客さんを仕切っている。


「さあ、始めましょうか」


司会進行はミツキさんが勤める。まずは作者である長谷ハセちゃんを紹介した。

以下、朗読のスターティングメンバーも紹介。上記の告知を通りのメンツだ。


「総合司会はわたくし、満月ミツキでございます。どうぞ最後までお楽しみください」


朗読会とは言いながら、それだけでは飽きてしまう。なので、長谷ハセちゃんが文章部分をナレーターのような形で朗読し、その他のセリフを上記のメンバーで受け持つのだ。

当然僕は『タイシ』、ユウリは『シナリ』役がメインで、人手が足りないので他の役もみんなしてこなす。


まあ、ラジオドラマのような雰囲気だ。


来店客みんなで投稿サイトを開く。


「ふふふ。これでPVだいぶ稼げるよ〜」


1人ほくそ笑む長谷ハセちゃんにミツキさんが声をかける。


長谷ハセちゃんさん、みなさんお待ちかねですよ」


そうだそうだ、と長谷ハセちゃんは小説の冒頭部分を読み始めた。


「理想と現実のギャップ、とよく言われる。多くの場合、理想の方が恥ずかしい妄想でしかなかったりする。けれども、もし今の現実そのものが迷いの世界だったならば。

 本当の現実ってどこにあるんだろう。」


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