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オレの特殊能力について 続

<5>


あのアブト○ニック騒動からしばらく経ったある日のこと、

オレは学校から家までの距離を普段では考えもつかないようなスピードでダッシュしていた。


理由は通販で買った、とあるブツが届く日だからだ。

懲りないやつめと笑うならば笑え、しかし最後に笑うのはこのオレだ!



家に駆け込み、カーチャンにブツは届いたか聞くと、

「もう部屋まで運んであるよ」と返ってきた。


ヨッシャと意気込み、部屋に飛び込む。

ソイツは部屋の中心に鎮座していた。


白地のボディに黒とオレンジのクッション材で構成されたソイツこそ、オレが待ち望んでいた救世主。



ワンダー○ア!!



コイツは背もたれに体を倒すだけで、なんと内部メカがサポートして体を元の体勢に戻してくれる。

楽して腹筋が鍛えられる夢のようなマシンだ。


これなら、ちゃんと腹筋運動するからオレの変身能力のルールにも抵触しない。

つまり、ついにオレの些細な欲望を満たすことが出来るのだ。


これこそ真の腹筋チート。



さあ、さっそく使ってみようじゃないか。



<6>


体を後ろに倒せばいいんだよな? さあ、どうなる?


おおっ、反動で体が戻ってくるっ! なんてラクなんだ!


し、しかも、この胸で揺れる感覚はまさしく……!!



キタ、キタキタキタキタ~~~~ッ!!



ついにオレの念願を果たせる日が来た!

腹筋運動をしながら、両胸の塊を鷲掴む!!



むにゅ



おう、これか、この感覚がオレの求めていたモノだったのか!



敏感なモノに触れて力が抜け後ろに倒れこむが、ワンダー○アはオレの体を戻してくれる。

だから、オレは何時までもこの感覚を味わうことが出来る。


まさに甘美! これぞ至福! オレはついに辿りついたのだ!


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