月曜日の通学路
今回はやっと主人公の自己紹介です。彼女はとってもくどい子なので自己紹介で1話まるまる使ってしまいました・・・ちなみに登場人物の名前はみんな音だけで決めました。だから由来とかは深読みしないで大丈夫です。
陽が射す朝。12月の朝なのに嫌に明るい。悪い予感がしながら上体を起こすと7時15分を過ぎている。
「はぁ・・・今日は遅刻か。」
制服に着替え朝食もそこそこに家を出る。私の学校は、家から自転車で30分以上かかる場所にある、県立 雛渡中学である。この学校はおまけに自称「中高一貫進学校」というくだらない肩書きのためか、公立のくせに中学生も7時40分から授業である。しかし実績など皆無のエセ進学校だ。勿論、私はその中でも話し方に合わないと言われるが学年ワーストのドロップアウトなので勘違いしないでいただきたい。
申し遅れたが、私の名前は幸崎 那由他。このような話し方をするが、中学3年の女子である。何故そのようなあからさまなDQNネームなんだとか、そこは言わないで欲しい。私だってこの名前を好きで使っているわけではない。
・・・って急がなければ0限目が始まってしまう。静かな廊下を走りぬけ、ざわめいている教室に入る。
(間に合ったか・・・?)
幸いにも今日の0限目は自習だったようだ。安堵のため息をつき、席に着く。
またもや説明が遅れてしまったが、なぜ今日は遅刻したかというと、前日は私の部活の大会だったからだ。部活といっても、運動部ではない。ロボットの製作、操作などを行う科学部技術班だ。これが面倒くさい。その上、それも団体戦である。定期テストのように個人戦ならまだしも、人間と機械いじり、理系の考え方が嫌いな私には苦痛以外の何者でもない。神は何を思ったのか、私達にこのロボットの制作、操縦の大会にて九州大会への切符をよこしたのだ。だからこの土日はノンストップで県外へ、泊りがけで大会に出たので疲れた。みんな中3最後の大会とありテンションが異常だったのも疲労を増大させてくれた。
じゃあなんでそんな部活にお前は入ったんだと聞かれれば、「文化部がここしかマシなのがなかったから」としか言えない。この学校には、文化部が音楽部、美術部とここ科学部しかないのだ。私は歌も絵も下手ということで消去法で入ったのが実情である。しかもこの学校には、帰宅部はいじめられるというジンクスもあった。だからいやいや部活に入ったのもあり、科学部に思い出は全くない。
まあ、科学部に入っても相変わらず学校ではぼっちであったが。
自分語りもここまでにしておこう。ちょうど朝のホームルームを告げるチャイムも鳴ったところだ。
2話目も読んでいただき、ありがとうございます。実に改行が少なく、読みづらい文章だったと思います。このスタイルで突っ切って行きたいので今後共よろしくお願いします。
ちなみに舞台は北部九州のどこかの田舎町です。私の地元でもあるので、方言などうっかり使っているかもしれません。もし使っていたらお手数をおかけしますがご指摘お願いします。




