片田舎のおっさん、転生になる。〜最強スキル『土下座交渉』で俺は異世界を成り上がる〜
剣よりも名刺を持ち歩く系主人公。
俺の名前は奈呂圭介。三十九歳、独身。福井県、某所出身。職業は営業マンだ。
新卒で入社したベンチャー企業に十五年勤め、創業期の混乱からガスダック上場までを経験した。会社がまだ十人にも満たなかった頃は、営業から経理、総務、社長の運転手まで何でもやったものだ。
中でも訪問販売には自信があった。
俺の哲学は至ってシンプル。相手の話をよく聞き、求められているものを理解し、誠実に提案する。そして最後の最後、どうしても一押しが必要な時には、己の全てを懸けて頭を下げる。
それだけだ。
まあ、そんな俺にも一つだけ悩みがあった。
最近、どうも腰が痛い。
長年の営業活動で酷使した腰が、いよいよ悲鳴を上げ始めたのだ。整形外科の先生には、なるべく負担を掛けないようにと言われている。
だが、そうもいかない。
営業マンにとって腰は商売道具だ。
さて、そんな俺が異世界に転生したのは、ある雨の日のことだった。
いつものように取引先へ向かう途中、交差点に飛び出してきたトラックに轢かれたのである。
最後に見たのは、運転席で真っ青になっている若い運転手の顔だった。
……やれやれ、気の毒に。
きっと会社から散々怒られるだろうな。
そんなことを考えながら、俺の意識は途絶えた。
◇
「……おい! おい、あんた! しっかりしてくれ!」
目を覚ますと、見知らぬおっさんが俺の顔を覗き込んでいた。
年の頃は五十前後。恰幅がよく、立派な口髭を蓄えている。身に着けているのは、まるで中世ヨーロッパの商人のような服だった。
「……う、うう」
「良かった! 生きてるぞ!」
周囲から歓声が上がった。
どうやら俺は道端に倒れているらしい。身体を起こそうとすると、腰に鋭い痛みが走った。
「いっててて……!」
「無理をするな! 馬車に轢かれたんだぞ!」
「……馬車?」
見れば、目の前には大きな馬が二頭。後ろには木製の荷馬車が停まっている。
その向こうには石畳の道と、見たこともない建物が並んでいた。
……なるほど。
どうやら俺は異世界に来てしまったらしい。
不思議と取り乱すことはなかった。十五年も営業をやっていれば、予想外の事態など日常茶飯事だ。
むしろ気になるのは、俺の身体である。
「すみません。俺、何歳くらいに見えます?」
「はあ? 三十九くらいじゃないのか?」
「……そうですか」
若返ってすらいなかった。
トラックに轢かれて死んだ三十九歳のおっさんが、馬車に轢かれた三十九歳のおっさんの身体で転生してしまったらしい。
人生とは、なかなか厳しいものだ。
「おい、あんた。名前は?」
「奈呂圭介です」
「ナーロ・ケイスケ? 妙な名前だな」
「ナーロで結構です」
「そうか。俺は商人のバルドだ。とにかく医者に診せよう。治療費は俺が持つ」
「ありがとうございます。では、その後のことも含めて、少しお話しさせていただけますか?」
「……後のこと?」
「ええ。事故の賠償についてです」
バルドさんの顔が引きつった。
まあ、無理もない。
だが、俺も生活が掛かっているのだ。
◇
「つまり、治療費と休業補償を払えばいいんだな?」
「はい。ただ、こちらにも落ち度はありましたので、全額をご負担いただくのは心苦しいですね」
「……は?」
「御者の方は十分に減速されてました。私も前方不注意なところもあったので。とはいえ、こちらは交通弱者で、怪我までしています。一般的な過失割合に照らし合わせると『9:1』、最大限譲歩して『8:2』というところでしょうか。そこで、お互いに納得できる条件を考えたいのですが」
バルドさんは、ぽかんと口を開けた。
どうやらこの世界では、事故に遭った人間が冷静に示談交渉をすることは珍しいらしい。
俺はまず、彼の話を聞くことにした。
バルドさんは王都で商会を営んでおり、今日は仕入れの帰りだという。荷馬車には陶器や食器が積まれているらしい。
「なるほど。では、王都まで戻られるのですね」
「ああ。だが、あんたを轢いちまったからな。しばらくはここに残るつもりだ」
「それは困りますね。お仕事に差し支えるでしょう」
「いや、しかし……」
「こういうのはいかがでしょう。俺を王都まで乗せていただけませんか? 治療費を負担していただいた上で、しばらく働き口を紹介していただければ、それで結構です」
「……働き口?」
「ええ。俺もこの辺りには不案内ですので」
バルドさんは腕を組み、しばらく考え込んでいた。
「……あんた、商売の経験は?」
「十五年ほど営業をしておりました」
「営業?」
「物を売る仕事です」
「ほう……」
彼の目つきが変わった。
商人というのは、どこの世界でも商売の話が好きらしい。
「実はな。ちょうど人手が欲しかったところなんだ」
「それは好都合ですね」
「ただし、仕事は選べんぞ?」
「もちろんです」
俺は笑顔で頷いた。
こうして俺は、異世界に来て早々、就職先を手に入れたのである。
事故の示談が採用面接になるとは、人生何があるか分からない。
◇
「……壺、ですか」
「ああ。壺だ」
王都に到着して三日後。
俺はバルド商会の倉庫で、山積みになった壺を眺めていた。
大小様々な壺が、所狭しと並んでいる。
「全部で百二十個ある」
「なかなかの数ですね」
「仕入れを間違えたんだ。王都ではまったく売れん」
「なるほど」
「こいつを売ってきてほしい」
「承知しました」
俺が即答すると、バルドさんは目を丸くした。
「……本当にいいのか?」
「ええ。まずは商品を確認させてください」
俺は壺を一つ手に取った。
表面には青い釉薬が施され、細かな花模様が描かれている。造りは悪くない。むしろ、なかなか上等な品だ。
「これは、どちらで作られたものですか?」
「北方の工房だ。腕のいい職人が作っているんだが、王都じゃ流行らなくてな」
「なるほど。用途は?」
「花を飾ったり、酒を入れたりだな」
「価格帯は?」
「一個、銀貨五枚だ」
「ふむ……」
俺は壺を置き、しばらく考えた。
商品が悪いわけではない。問題は販路だろう。
王都の一般家庭にとって銀貨五枚は高価だ。しかし、貴族や豪商なら話は違う。
重要なのは、誰に、どのような価値を提案するかだ。
「バルドさん。少しお伺いしたいのですが、貴族の方々とのお付き合いはありますか?」
「まあ、商会をやってりゃ多少はな」
「でしたら、何軒かご紹介いただけませんか?」
「……貴族に売るつもりか?」
「ええ。むしろ、そちらの方が適しているかと」
バルドさんは、俺をじっと見つめた。
「……面白い。やってみろ」
◇
最初に訪れたのは、王都でも名の知れた子爵家だった。
俺は丁寧に挨拶を済ませ、壺を披露した。
「こちらは北方の工房で、一つひとつ職人が手作業で焼き上げられた品でございます」
「ふむ。悪くないな」
子爵様は壺を手に取り、しげしげと眺めた。
「ですが、少々地味ではありませんか?」
隣に座っていた奥様が首を傾げる。
「おっしゃるとおりでございます。華やかさという点では、南方の陶器には及びません」
「ほう。正直に言うのだな」
「ええ。ただ、その分、飾る花を選びません。奥様がお育てになっている薔薇なども、きっと美しく映えるかと存じます」
「まあ。あなた、私の庭をご覧になったの?」
「はい。こちらへ伺う際、拝見いたしました。見事なお庭でございました」
奥様の表情が和らいだ。
そこから話は弾み、庭園の手入れや花の種類について、しばらく談笑した。
やがて子爵様が口を開いた。
「なるほど。悪くない品だということは分かった。しかし、今すぐ必要というわけでもないな」
「ごもっともでございます」
俺は静かに頷いた。
ここまでは順調だ。
商品の価値は伝わっている。相手の好みも把握できた。価格に対する抵抗も、それほど強くない。
あとは最後の一押し。
俺は椅子から立ち上がった。
「子爵様。奥様。本日は貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました」
「うむ」
「そして、最後に一つだけ、お願いがございます」
俺は床に膝をついた。
両膝を揃え、背筋を伸ばす。
両手を静かに床へ置き、腰から上体を倒した。
額が床に触れる寸前で止める。
呼吸を整え、心を込めて頭を下げた。
「どうか、このナーロに、お二人のお役に立つ機会をお与えください。決して後悔はさせません」
室内が静まり返った。
子爵様も奥様も、何も言わない。
俺は姿勢を崩さず、返事を待った。
長い沈黙だった。
やがて。
「……美しい」
子爵様が、ぽつりと呟いた。
「はい?」
「いや……何というか……見事な所作だ」
奥様も、目を潤ませていた。
「あなた……私、こんなに美しいお辞儀を見たのは初めてですわ」
「恐れ入ります」
俺はゆっくりと身体を起こした。
子爵様はしばらく俺を見つめていたが、やがて大きく頷いた。
「よし。壺を十個いただこう」
「ありがとうございます!」
「それから、ナーロと言ったな」
「はい」
「今後、何か必要なものがあれば、君に相談したい」
俺は深く頭を下げた。
「身に余るお言葉でございます」
よし。
まずは一件目、成約だ。
◇
それから三日間。
子爵様からご紹介を預かり、俺は王都の貴族や豪商の屋敷を回り続けた。
相手の話を聞き、商品の特徴を説明し、それぞれの暮らしに合わせた使い道を提案する。
もちろん、簡単には売れない。売るつもりもない。
本当の商品は壺ではなく、俺自身だ。俺という商品に価値を感じない客に売るのは、自分にとっても相手にとっても失礼というものだ。
「壺など間に合っておる」
「左様でございますか。では、今お使いの品について、少しお話を伺ってもよろしいでしょうか?」
「値段が高いな」
「おっしゃるとおりです。ですが、こちらは長くお使いいただける品でございます」
「他の商人から買う方が安いぞ」
「それはごもっともです。ですが、ぜひ一度、私の話をお聞きいただけませんか」
そして、最後の最後。
俺は土下座した。
ただし、むやみに頭を下げるわけではない。
相手の事情を理解し、商品の価値を十分に伝えた上で、最後の一押しをする時だけ。
俺という人間を、信頼していただくために。
背筋を伸ばし、膝を揃え、両手を床へ。
相手への敬意を、全身で表現する。
それが俺の営業スタイルだった。
不思議なことに、この世界の人々は俺の土下座をたいそう気に入った。
「なんと見事な……!」
「まるで舞踏を見ているようだ!」
「この男、ただ者ではないぞ!」
最初は戸惑っていた貴族たちも、次第に俺の土下座を楽しみにするようになった。
ある豪商などは、壺を買った後にこう言った。
「ナーロ。次は何を売りに来る?」
「まだ決まっておりませんが、ご入用の品がございましたら、何なりとお申し付けください」
「そうか。では、次も君から買おう」
ありがたい話だった。
商品ではなく、俺という営業マンを信頼していただけたのだ。
営業冥利に尽きる。
そして三日目の夕方。
最後の壺が売れた。
◇
「……全部、売ったのか?」
「はい。百二十個、完売です」
バルドさんは、帳簿を何度も見返していた。
「しかも、値引きなしで?」
「ええ。皆様、適正価格でお買い上げくださいました」
「……信じられん」
俺は笑顔で頭を下げた。
「良い商品を仕入れてくださったバルドさんと、ご縁を繋いでいただいたお客様のおかげです」
「いや……そういう問題じゃないだろう」
バルドさんは頭を抱えた。
だが、俺にとっては特別なことではない。
商品を理解し、顧客を理解し、誠実に向き合う。
営業とは、それだけの仕事だ。
腰を痛めた甲斐があった。
「ところで、バルドさん」
「……何だ?」
「次の商品はございますか?」
バルドさんは、しばらく俺を見つめていた。
そして突然、大声で笑い出した。
「はっはっは! お前さん、面白い男だな!」
「ありがとうございます」
「よし! 次はもっと大きな仕事を任せてやる!」
「光栄です」
俺は深々と頭を下げた。
この世界でも、何とかやっていけそうだ。
◇
それから一か月後。
俺の名前は、王都の商人たちの間でちょっとした噂になっていた。
曰く、どんな商品でも売り捌く男。
曰く、貴族を感動させる営業マン。
曰く、一度頭を下げれば、相手は財布を開かずにはいられない。
最後のは、少々誇張が過ぎる気もする。
だが、おかげさまで仕事は順調だった。
そんなある日、商会に一通の手紙が届いた。
差出人は、王国の宰相閣下。
なんと、俺に王宮へ出頭するよう命じている。
「……ナーロ。お前、何かやらかしたのか?」
「いえ。心当たりはありませんが……」
「宰相閣下から直々の呼び出しだぞ!」
「そうですね。失礼のないようにいたしましょう」
俺は身だしなみを整え、王宮へ向かった。
◇
王宮の謁見室。
俺の前には、白髪の老人が座っていた。
この国の宰相、グレゴール閣下である。
「そなたがナーロか」
「はい。バルド商会に勤めております、ナーロと申します」
「噂は聞いておる」
「恐れ入ります」
「そなたの礼は、見る者の心を打つそうだな」
「……はあ」
何だか妙な話になってきた。
「先日、我が国の使節団が隣国を訪問したのだがな」
「はい」
「交渉が難航しておる」
「それは大変でございますね」
「そこで、そなたの力を借りたい」
なるほど。
どうやら外交交渉の補佐を任されるらしい。
商談と外交では規模が違うが、相手の立場を理解し、信頼関係を築くという点では共通する部分もある。
俺は背筋を伸ばした。
「微力ながら、お力添えできれば幸いです」
「うむ。では、さっそく見せてもらおう」
「……何をでしょう?」
「土下座だ」
俺は一瞬、言葉を失った。
「……はい?」
「そなたの土下座を見たい」
「……承知いたしました」
まあ、見せろと言われれば断る理由もない。
俺は静かに立ち上がり、床に膝をついた。
背筋を伸ばす。
膝を揃える。
両手を床に置き、腰からゆっくりと上体を倒す。
呼吸を整え、相手への敬意を込める。
「本日は、このような貴重な機会を賜り、誠にありがとうございます」
謁見室が静まり返った。
やがて。
「……おお」
宰相閣下が立ち上がった。
「何という……!」
周囲に控えていた文官たちも、息を呑んでいる。
「見事だ……! これほど美しい礼は見たことがない!」
「恐れ入ります」
俺はゆっくりと顔を上げた。
宰相閣下は、感極まった様子で俺を見つめていた。
「ナーロよ」
「はい」
「そなたに、王家の土下座指南役を命じる」
「はい?」
「今後、王族が他国との交渉に臨む際、そなたが礼法を指導するのだ」
「……あの、閣下」
「何だ?」
「大変光栄なお話ではございますが、一つだけ確認させていただいてもよろしいでしょうか」
「申してみよ」
「……王族の方々が、土下座をなさるのですか?」
宰相閣下は、真剣な顔で頷いた。
「無論だ」
「……そうですか」
「我が国は小国だ。周辺諸国との関係を維持するためには、時に頭を下げねばならぬ」
「なるほど……」
「しかし、ただ頭を下げればよいというものではない。卑屈に見えては国威を損なう。かといって、傲慢に見えてもならぬ」
宰相閣下は、俺の前まで歩み寄った。
「そなたの土下座には、品格がある」
「品格、ですか」
「そうだ。頭を下げながらも、決して己の尊厳を失わぬ。相手への敬意と、自らの誇りが両立しておる」
俺は思わず、息を呑んだ。
……なるほど。
この方は、分かっていらっしゃる。
俺が長年、営業マンとして大切にしてきたことを。
「そなたにしか頼めぬ仕事だ」
宰相閣下は、まっすぐに俺を見つめた。
「引き受けてくれるか?」
俺は静かに頷いた。
「承知いたしました」
そして、深く頭を下げた。
「このナーロ、誠心誠意、務めさせていただきます」
宰相閣下は満足そうに微笑んだ。
「うむ。頼んだぞ」
◇
こうして俺は、王家の土下座指南役となった。
それからというもの、王子殿下や王女殿下、時には国王陛下にまで、正しい営業の作法を指導する日々が始まった。時には土下座だけではなく、アイスブレイクやコールドリーディング、事前準備の大切さなど、営業としてのイロハを徹底的に教え込んだ。
「殿下、背筋が曲がっております」
「こ、こうか?」
「はい。もう少し腰からお倒しください」
「うむ……なかなか難しいな」
「焦る必要はございません。大切なのは、相手への敬意でございます」
王族の方々は、皆さん熱心だった。
特に国王陛下は筋がよく、わずか一週間で見事な土下座を身につけられた。
その姿を見た宰相閣下は、感動のあまり涙を流していた。
「陛下……! 何と威厳に満ちた土下座……!」
俺も思わず胸が熱くなった。
これほど熱心な生徒に恵まれるとは、指導者冥利に尽きる。
ただ、一つだけ問題があった。
「ナーロよ」
「はい、陛下」
「そなたの土下座は、実に素晴らしい」
「恐れ入ります」
「だが、余にはまだ及ばぬものがある」
「そのようなことはございません」
「いや。分かるのだ。そなたの土下座には、余の知らぬ何かがある」
国王陛下は、真剣な眼差しで俺を見つめた。
「頼む。余に、そなたの全てを教えてくれ」
俺はしばらく考えた。
確かに、陛下の土下座は技術的には申し分ない。
しかし、何かが足りない。
……そうか。
「陛下。僭越ながら、一つ申し上げてもよろしいでしょうか」
「うむ。申してみよ」
「土下座とは、形ではございません」
「……ほう」
「大切なのは、相手の心を知り、共感し、動かすことでございます」
俺は静かに膝をついた。
背筋を伸ばし、両手を床へ置く。
そして、心を込めて頭を下げた。
「どうか、このナーロに、陛下のお役に立つ機会をお与えください」
沈黙。
長い沈黙だった。
やがて、国王陛下が口を開いた。
「……ナーロ」
「はい」
「そなたの願い、聞き届けよう」
「ありがとうございます」
「それで、何を望む?」
俺は顔を上げ、少し考えた。
……そういえば。
「陛下」
「うむ」
「実は、バルド商会に少々在庫がございまして」
「……在庫?」
「はい。北方の工房で作られた、たいへん上等な壺でございます」
国王陛下は、しばらく俺を見つめていた。
そして、大きく頷いた。
「よし。百個買おう」
「ありがとうございます!」
俺は、深々と頭を下げた。
こうして、王家の土下座指南役となった俺は、王宮でも営業成績を伸ばし続けることになったのである。
……さて。
次は、どこの国へ売り込みに行こうか。
俺の異世界営業人生は、始まったばかりだ。
まだまだ腰を休ませる日は遠そうだ。
新卒(弟子)を取ったら若い女ばっかりはクソなろう味が過ぎるからやめろ。




