自分を幸せにする義務
誰でも皆、自分自身を幸せにする義務がある。
それは、毎日を楽しく過ごさなければならないという意味ではない。
失敗する日もある。
思い通りにならない日もある。
どれだけ頑張っても、幸せになれないことだってある。
それでも、自分を幸せにしようとすることを、諦めてはいけない。
「こんなふうに生きたい」
「こんな毎日なら、きっと幸せだ」
そう思う気持ちを、心のどこかに持ち続ける。
今すぐそこへ行けなくてもいい。
一歩進んで、二歩戻ることもある。
途中で立ち止まってしまうこともある。
それでも、こうなりたいという気持ちを持ち続ければ、いつか少しずつ、そこへ近づいていく。
そして時には、幸せになるために何かを頑張るのではなく、幸せになるために何かをやめることも必要なのだろう。
苦しい場所から離れること。
自分に合わない人と距離を置くこと。
誰かに認められるためだけに生きることをやめること。
それもまた、自分を幸せにするための選択だ。
人生は、未来のためだけにあるのではない。
「いつか幸せになるために」と、今日を犠牲にし続ける必要もない。
明日どうなるかなんて、誰にもわからない。
だからこそ、今日の自分にも、できるだけ幸せでいる権利がある。
たとえ思い描いた未来にたどり着けなかったとしても。
たとえ努力が報われなかったとしても。
それでも、自分を幸せにしようとした時間は、決して無駄ではない。
自分の人生を、自分にとって少しでも心地よいものにしていく。
その責任を、誰かに預けない。
幸せにしてくれる人を待つのではなく、
幸せになれる場所を探し、
幸せになれる人と出会い、
幸せになれる選択を、自分でしていく。
人生の最後に、
「私は、自分の人生をちゃんと自分のために生きた」
そう思えるように。
誰でも皆、自分自身を幸せにする義務がある。
そしてその義務は、
誰かから与えられたものではなく、
自分自身への、約束なのかもしれない。




