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静かな恋愛~朝にしか会えない君と~  作者: アオ


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#5 テスト

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「静かな恋愛~朝にしか会えない君と~ 」をどうぞ!

それから数週間後、友達もそこそこの人数できて平凡な高校生活を

送っていると俺自身一番嫌な行事がついにやってきた……

そう定期テストだ。この高校に入れたのはもちろん琴音のおかげだ。

ということで早速、俺は

俺「琴音!頼む!俺に勉強を教えてくれ!この通りだ!」

俺ができる誠心誠意の形で琴音に頼み込む。

琴音「……しっ、仕方ないわね。私でよければ……それで

   どの教科を教えてほしいの?」

俺「……ぜっ、全部お願いします」

俺がそう小声で言うと琴音はとても大きなため息をついて

琴音「わかったわ。ただテスト週間中は最終下校時刻ぎりぎりまで

   みっちり教えてあげるからそのつもりでね」


これからテストが終わるまで毎日かぁ~

とりあえず後で大野宮さんに連絡だけ入れておかないとな。

そして俺たちは場所を図書室に移動して勉強をし始める。

琴音「まず数学のこれについてだけど中学の復讐と中学を基礎とした

   授業で習った基礎が出るからそれを抑えておくこと。

   具体的には……ワークの2~19までのところはもちろん

   範囲になっていないところだけど後ろの70は

   応用問題として出る気がするから今行ったところを完璧にする」


これまで受験勉強でしか琴音に教えてもらったことはなかったから

分からなかったがまさかここまで分析しているとは……

俺「琴音すごいな。範囲に乗ってないところまで予想するなんて」

琴音「っ……あっ、ありがとう」

俺がそう琴音をほめると照れているのか頬を少しだけ赤くしていた。

そして数十分後……範囲のワークの部分を解きながらわからないところが

あったらすぐに琴音に聞くというルーティンのおかげで

今の俺で分からないところがないままワーク6ページ分が終了した。


俺「琴音、ありがとう……これからよろしくな」

なんだか改めてこういうと気恥ずかしいな……

琴音「っ……いっ、今さら……で、でも受験あれだけ頑張っていた凌は

   絶対に良い成績を残せると思うから……頑張れ」

俺「うん、ありがとな!」

もう一度お礼を言って俺たちは図書室を後にした。


琴音「……そっ、それに凌のおかげでとっ、友達もできたし。

   べっ、勉強を教えるくらいならどうってことない」

俺「そうか、それは良かったな。まあはじめはちょっと心配していたけどな」

琴音「しっ、心配していたのか!あれだけ励ましてくれてたのに?」

そう言ってポカポカと軽く俺を殴る琴音。

俺「悪い悪い、まあでも今の琴音に友達がいるからいいだろ」

琴音「そっ……それはそうだけど」


昔から琴音は内気な性格で友達も少なかった。だけど俺がサポートしたのが

功を奏したのかそれとも琴音のひきつける力があったからかわからないけど

少ないながらにかなり良い友達を数人持っている。

そういう意味では琴音は周りにかなり恵まれているのかもな。

琴音「かっ、帰ったら何時間勉強つもりだ?」


全く別の話題になったため少しびっくりしたが……

俺「えっと……まず帰ったら六時くらいだろ……そこからスマホと

  飯、それから風呂に入って八時……そこから十時までの二時間で

  そこからはスマホ見るから合計二時間だな」

琴音「……りょっ、凌はもう少しスマホの時間を控えたら?」

的確なアドバイスを疲れて俺はギクリとなる。


俺「まさにおっしゃる通りですね……」

ぐうの音も出ない俺に面白がってか琴音は少しの笑みを浮かべる。

琴音「凌って昔から正論言われると言い返せないよね」

俺「だって、正論だからな……まあな……」

琴音「それと通学の時間は長いから、英語の暗記帳とか使って

   勉強するほうがいいぞ……」


俺「確かにな……ただ俺、暗記帳とか持ってないぞ」

琴音「……あっ、相変わらず意識低いな……仕方ないな。

   わっ、私の暗記帳貸してやるから使え」

そう言って琴音は雑にかばんから取り出した暗記帳を俺に渡す。

俺「悪いな、ありがとう……すごいなびっしり書いてある」

琴音「べっ……別に私くらいそれが普通だから!」

そう言って琴音はかばんから別の暗記帳を出して勉強していた。


集中し始めると琴音はは昔から黙るタイプなんだよな。

でもこれが逆にめちゃくちゃいいんだろうな。

電車が俺たちの最寄り駅に近づくにつれて車内の人数は多くなっていく。

すでに満員電車と言っても過言ではないほどだ。

俺「琴音、暗記帳サンキューな」

そう言って俺は琴音に暗記帳を返す。


琴音「あっ、うん」

そう言って琴音が受け取ろうとしたその時多くの人に押されて

俺と琴音は引っ付いた。

琴音「ひゃっあ!?」

思わず琴音の大きな声に俺までもびっくりする。

俺「こっ、琴音大丈夫か?」

琴音「えっ……あっ、うん……ごっ、ごめん少しびっくりしただけだから」


めちゃくちゃ戸惑いながらもそう言って顔を赤くさせる琴音。

それから数分後、だいぶ人がはけて車内はかなりまばらになった。

その間、琴音はずっと下をうつむいたまま何も話さなかった。

俺「こっ……琴音大丈夫か?体調が悪いのか?」

琴音「なっ……何でもない!じゃっ、じゃあ」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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