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静かな恋愛~朝にしか会えない君と~  作者: アオ


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22/43

#22 衝撃の告白

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「静かな恋愛~朝にしか会えない君と~ 」をどうぞ!

それから数日後、学校内では体育大会の話題で持ち切りで

着々と準備が進んでいっていた。

琴音「きょっ、今日も練習……つ、付き合ってくれてありがとう……」

俺「別にお礼をされるようなことはしてないよ。

  それに俺の方も最終練習したかったからさ」

体育大会を翌日に控えているこの日、俺たちは駅まで帰りながら話した。


琴音「すっ、少しくらいあ、甘えろ……」

俺「ハハッ、わかったよ。まあとにかく本番は明日だから

  これだけ練習していた俺たちなら大丈夫だよ」

琴音「うっ、うん。わ、私もそう思うから頑張ろう」

そう言ってぎこちない笑顔を見せて笑う琴音。

俺「やっぱりもう少し、笑顔の練習をした方がいいんじゃないか?」


琴音「せっ、せっかくの良い雰囲気を壊すな……」

俺「ごめんごめん」

琴音の言う通り、それは知っていて言ったことだ。

それにその発言で琴音が自然と笑えている姿を見てホッとした。

琴音「じゃっ、じゃあ私は友達と帰るから……」

俺「わかった、じゃあまた明日な」

琴音「うん」


そう言って俺は駅のホームへ向かった。するとスマホの通知が鳴る。

大野宮【お疲れ様~、凌君の方は明日が体育大会だっけ?】

俺【そうですよ!高校生活初めての体育大会で楽しみです!】

大野宮【私も一年生の時はそんなことを思っていたな~

    もちろん今もめちゃくちゃ楽しみだけど!】

大野宮さんの文章からは待ちきれない様子がわかる。


ずっと文章を使って会話をしている大野宮さんだからか

他の人の文章を読んでいるときよりも感情が文字に出ている気がする。

そういう意味でも大野宮さんを尊敬しながら"好き"になる理由の一つだ。

その後も少しだけ連絡をして曲を聴きながら電車に揺られる。


翌日、大野宮さんと会話をしながら学校に登校する。

俺が電車から出るときに"体育大家頑張ってね"と書かれた紙と

大野宮さんの笑顔が一日のやる気を引き出した。

琴音「おっ、おはよう……ちゃっ、ちゃんと寝たか?」

俺「おはよう。いつもより多少は早く寝たつもりだよ、琴音も大丈夫か?」

"ちゃんと寝たか?"と質問してきた人にしては若干

目のしたにくまがあるのが見えた。


琴音「たっ、楽しみすぎて……ねっ、寝れなかった」

俺「珍しいな、体調が悪くなったらすぐに保健室に行けよ」

琴音「わっ、わかってる。りょっ、凌もね」

そう言って琴音は他の友達のところへ向かって行った。


体育大会は天候にも恵まれ穏やかな晴れでスタートした。

順調に進んでいきとうとう練習していたリレーの競技となった。

一同「絶対優勝!お~!」

先生が主体となってこの日のために準備しておいた

掛け声をして各自、持ち場へ移動する。

俺「そんなに緊張することないって、練習通りで大丈夫だぞ」

琴音「そっ、そうは言ったって……」

俺「俺が後ろと突き放してやるから琴音は何も気にしなくていい!

  だから自分が思うように走れ」


琴音「……わっ、わかった。頑張る!」

俺「よしっ!その息だ!じゃあ持ち場へ向かうぞ」

持ち場についてピストルの銃声とともにリレーがスタートした。

男女混合リレーの最初はクラスの中で一番早い人だ。

最初から一気に差をつけていく作戦を立てていた。


思っていた通り、俺たちのクラスは一位をキープしたまま俺に

バトンがわたる。たったグラウンド半周。それだけの単距離だけど

少しでも琴音が楽できるように転びそうな勢いで走り抜ける。

あっという間にバトンは琴音にわたった。もちろんバトンミスもない。

少し疲れた体を休めながら今の状況を見る。


琴音が次の人にバトンを渡したときの差は俺が走る前より

多少追いつかれた程度だ。まだまだ余裕はある。

それから次々とバトンがわたり、とうとうアンカーになる。

二位のクラスの追い上げがすさまじく俺たちのクラスのアンカーと

二位のクラスのアンカーがかなりの接戦になっていた。

そしてゴールテープを切ってその勝負をつかんだのは

俺たちのクラスだった。その瞬間、出場した俺たちはもちろん

クラス全員が盛り上がっていた。


俺「お疲れ様、心配してるほど悪くなかったぞ」

琴音「あっ……ありがとう。りょ、凌もよかった……」

そうそっけない返事をして琴音は友達と話に行った。

それから昼休憩、午後の競技と進んでいき体育大会は無事閉幕した。


俺「あ~、疲れた~」

伸びをしながらそんなことをつぶやくと琴音が声をかけてくる。

琴音「あっ……あの、りょっ、凌今いい?ちょっと来てほしい」

琴音にそう言われて俺たちは人気のないところに向かう。

俺「それでどうしたんだ?」


琴音「っ……りょ、凌……すっ、好き……」

俺「えっ……」

琴音が発したその言葉に時間が止まるくらいの衝撃を受けた。

琴音「だっ、だから好き……お、幼馴染としてじゃなくて……

   い、異性として凌のことがすっ、好き」

いきなりの告白に俺は立ち尽くす。


琴音「きょっ、今日のリレーのときうれしかった。

   凌のおかげで緊張せずに走れた……かっ、かっこよかった」

顔を真っ赤にして話す琴音。

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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