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静かな恋愛~朝にしか会えない君と~  作者: アオ


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14/43

#14 ライブ~前編~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「静かな恋愛~朝にしか会えない君と~ 」をどうぞ!

……"おやすみ"って、好きな人とそんなこと言ったら

もう寝れねぇ~!ベッドの上をゴロゴロ転がりながら

顔を枕にうずめる。恥ずかしすぎる……

大野宮さんとの連絡を見ながら気持ちに浸る。

それからも曲を聴いていたりしていたらあっという間に日付が

周る直前まで過ごしてしまっていた。

さすがにやばいと思った俺はスマホの電源を落として眠りにつく。


そして翌日、予定よりも一時間程度寝坊して起きる。

よかった~、朝早くが集合時刻じゃなくて……

とは言ってもここからライブ会場まではそこそこ離れており

昼過ぎに大野宮さんと合流して向かうことになっている。

午前は特に予定がないため好きな曲を聴きながら課題を進める。


大野宮さんからの連絡がないかついちらちらとスマホを確認して

しまうのは好きな人だからだろうか……

前、好きだった人とは連絡先も交換してなかったためこんな

気持ちになったことはなかったのだ。

すると通知が鳴る。すぐに見てみるが違う人からだった。

それに俺は少し落ち込む。でも今日は待ちに待ったライブが

あるんだ。そう思うとやる気が出てきて時間が過ぎて行った。


昼過ぎ、俺は家の最寄り駅から電車で二駅隣の駅に移動する。

そして駅のロータリーに行くとすでに大野宮さんがいた。

大野宮さんも俺に気が付いて手を振ってくれる。

俺「お待たせしました」

俺がそう言うと大野宮さんはこくりとうなずく。

……先輩だけどこういうところがかわいい……なんてことは

口が裂けても言えない。すると大野宮さんがメモ帳を開いて

「実はちょっと寝不足。もしかしたら電車の中で寝ちゃうかも」


「俺もです!楽しみ過ぎて夜更かしぎりぎりになっちゃいました!

 それに指定席を取っているので寝ても大丈夫ですよ!」

俺がそう返事を書くと大野宮さんは笑顔で笑って

俺の手を引いた。その瞬間俺の両頬が赤くなったのがわかった。

大野宮さんが向かっているのはもちろん駅のホーム。

だけども俺の手を引いてることによってカップルのような

感じになっているが気する……落ち着け、冷静になれ俺。

そう心の中で自分に言い聞かせているとやっと落ち着いてきた。


俺「すっ、すみません。っ、手を放してもらっていいですか」

俺がそう言うと大野宮さんは俺の手を見て"バッ"といきなり放す。

「ごめん、完全に無意識だった」

さっきの俺と同じように頬を赤くして返事をする大野宮さん。

俺「だっ、大丈夫ですよ」

"無意識"という単語に状況が着いて行けていない。

大野宮さん、もしかして他の人にも日頃からこうやっているのか。

だから無意識じゃないのかという考えが頭を駆け巡る。


それから俺たちは電車に乗り指定していた席に座る。

……隣が大野宮さんで近すぎる!心臓の音がうるさい。

指定席のところだからか人のしゃべり声が一切聞こえない。

すぐ隣を見ると楽しそうな大野宮さんの顔が映る。

やっぱり大野宮さんもライブをとても楽しみしているんだな。


そして駅を出発してから数十分後、イヤホンで音楽を聴きながら

隣の大野宮さんを見るとすやすやと眠っていた。

確か寝不足って言っていたよな。まだライブ会場までは二時間程度ある。

このままゆっくりさせてあげようと思い俺は目線をスマホに戻す。

大野宮さんと話せないのは少し嫌だけど大野宮さんの寝顔も

結構かわいい……って俺何思ってるんだ!?完全にきもすぎるでしょ……

自分の感情に一喜一憂しながら移動の時間は過ぎて行った。


そこからさらに時が流れていき、電車が速度を落とし始める。

この次の駅が俺たちの目的地だ。駅に到着するアナウンスが流れる。

すると隣で寝ていた大野宮さんが起きる。

俺「おはようございます。次の駅で着きますよ」

寝起きなのか半目の状態で大野宮さんを俺の顔を見てこくりとうなずく。


次の駅に到着して俺たちは駅のホームに降り立つ。

さすが三時過ぎのこの時間帯でも蒸し暑さがかなりあった。

大野宮さんは寝たから元気いっぱいの様子で嬉しそうにしていた。

「とうとう着いたね!久しぶりのライブ楽しみ~!」

「着きましたね、俺も初めてなのでめちゃくちゃ楽しみです」


駅から歩いて数十分、ライブを見に来ている多くの人でごった返している

入場ゲートに俺たちはやってきた。

俺「すごい人ですね……はっ、離れないでください」

勇気をもってやっと言えたその言葉に思わず俺は頬を赤くする。

すると大野宮さんは返事の代わりの俺の裾をぎゅっとつかむ。

声にならない叫び声をあげそうになった。確かにこれなら離れないけど……


そう思っていると会場時刻になったのか続々と人がホールの中に入って行く。

俺たちもそれに流されるようにしてホールの中に入った。

スマホでチケットの番号を確認しながら自分たちの席を探す。

俺「あった!大野宮さんもここですね!」

「ありがとう!」

ニコニコした顔で大野宮さんは俺に返事を書く。

その顔にドキドキする俺。これじゃあライブどころじゃないかも。

そう思いながら開演まで待っていた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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