263 2025/8/14 白石温麺
以前宮城県の白石市で買った白石温麺がまだ残ってるを思い出したので昼食は温麺にしました。
温麺と書いて「ううめん」もしくは「うーめん」と読みます。
素麺の一種と言ってもは良いかと思いますが、違いは麺の短さ、9cmしかありません。
また素麺と違って油を使ってないのも温麺の特徴です。
あと、太さはそうめんよりやや太めらしいですが、素人目には全く分かりませんw
そんな温麺、江戸時代初めに白石に住んでいた大畑屋鈴木浅右衛門が、胃腸が弱く病弱な父親・久左衛門のため、旅の僧に教わった油を使わない麺の製法を苦心の末会得して創始したと伝えられています。
麺の短さも布団に横になってても食べやすいように、という配慮の末に生み出されたものとの事。
浅右衛門が作った麺は、評判を呼び、白石の武将片倉小十郎にも献上されました。
味もさることながら、誕生秘話に感銘を受けた小十郎は「人を思いやる温かい心を持つ麺」という意味を込め、この麺を「温麺」と名付けた、と伝わっています。
現在でも大畑屋の屋号は続いているそうです。
そんな温麺、温って字が入ってるからと言って冷たくして食べてはいけない訳でも無いのでw 素麺スタイルで食べる事に。
うん、コシがあって滑らかでおいしかったです。
僕にはスキルが無くて作れないんですがw 温麺料理と言えばお葛かけです。
片栗粉などでとろみをつけた醤油味の汁に、同県の特産品である温麺や野菜、豆麩、油揚げなどを入れて煮込んだ料理です。
そんな白石温麺、白石市まで行かなくても仙台駅のお土産売り場でも買う事が出来ます。
乾麺なんで日持ちもするし、いいお土産品だと思いますよ。
急いで食べなくてもいいですし。
・・・だから買ってたのを忘れるって危険性はあるんですがw
そんなところも素麺と一緒ですw
今回はこんなところで。
ではまた。




