23 2024/9/28 スネール→ラムズホーン→ヒメタニシ
水槽でメダカを飼ってる友人から
「ナンか水槽中にチッサい黒い貝がビッシリんなってる! 捕っても獲っても増えてくよ! ナニコレ!? キモい! なんとかナらんか!?」(原文ママ)
ていうメッセージが届きました。
「捕っても獲っても」なんて箇所に苦労が偲ばれるんですが、それよりも変にカタカナ混じりの文のせいでアホっぽさが滲み出てますw
そんな変換してインパクトだそうとしてくるくらい苦労してるみたいですね。
結論を言うと、スネールです。
水槽に水草入れてる人はピンときた事と思います。
スネールというのは、友人のメッセージにあるような感じの見た目の巻貝でして、モノアラガイとかサマキガイなんかの総称です。
水草を買うとほぼ付いてます。
貝自体は付いてなくても卵が付着してまして、それが持ち帰った水槽で孵化繁殖するわけです。
僕の経験上どの店で買っても付いてますね。
ショップとしては強い薬品は使いたくないだろうし、これはしょうがないのかな、と思います。
ちなみにスネール自体は別に毒がある訳でも生体に害を為す訳でも無く、まったくもって無害なんですが、とにかく見た目が気持ち悪いんです。
観賞用の水槽の見た目が悪くなるってのは致命的です。
なのでアクアリウム界隈では嫌われてます。
案の定友人も買ってきた水草をそのまま水槽に入れてました。
これに関しては僕も初めて水草入れた時にやらかしてるので強く言えませんが。
まあ、そんな友人に対する僕の返答は「即効性のある対処法は無い」です。
このスネール、いたる所に産卵してていくら取っても取りきれません。
全部取ったと思っても1週間後には元の惨状に戻ってます。
なのでまず何より予防です。
水草を水槽に入れる前に「水草そのまえに」っていうそのままな商品名の薬が1袋¥180とかで売ってるのでそれを使ってから水槽に入れるようにする事です。
使い方は、2Lの水に「水草その前に」を1袋全て入れ、その中に水草を10分間浸します。
その後は水草を水道水でよくすすいでから水槽に入れるだけです。
ショップで買った水草ならこれだけで十分です。
ネットで調べれば色々対策は出てくるのですが、友人には僕がとった対策の中で効果があったのを教えときました。
これは長期戦です。
まずラムズホーン、レッドでもピンクでもいいので3~5匹くらい水槽に入れます。
僕はレッドラムズホーンを使いました。
するとラムズが繁殖してどういう訳かスネールがいなくなります。
ちなみにラムズホーンとは見た目はカタツムリみたいな淡水貝です。
見た目が羊の角に似てるからラムズホーンと名付けられたとの事。
観賞用として売ってます。
ただこのラムズホーン、スネール並に大繁殖します。
人によってはラムズホーンもスネール扱いする人もいるくらいです。
僕の場合ろ過器の中にまで入り込んで産卵してました。
卵の見た目はグロくてキモいですw
話を戻して、完全にスネールがラムズに置き換わった状態になったら次の段階に進みます。
ヒメタニシを10~15匹ほど投入です。
すると今度はラムズがいなくなりますがヒメタニシは繁殖力が強くないのでほぼ増えません。
僕の経験上放っておくと初めの頃は多少増えるものの、後はジワジワ減っていきます。
たまに大繁殖したっていう話をネットで見ますがアレはスネールと見間違ってるみたいです。
ヒメタニシは卵胎生で1回の産卵で生むのはせいぜい3匹ほどです。
そんな大繁殖する前に大抵エサ不足で餓死します。
ちなみにこのヒメタニシ、ネットで調べると
『ガラスの苔とか魚の食べ残した餌とかを食べるだけでなく水中の余分な養分や植物プランクトンを取り込んで吸収する『ろ過摂食』という能力も持ち合わせていて、水質浄化能力も高い』
なんて紹介されてたりするんですが、僕は全く実感できませんでした。
普通にガラスは苔ビッシリ付いたし水が汚れるペースも変わりませんでしたねw
「まあ1年はかからんだろうけど半年以上は余裕でかかるからがんばれ~」
で奴へのメッセージを締めときました。
・・・書いてる途中にふと思ったんですが、ラムズ省略して即ヒメタニシじゃ駄目なんですかね?
とは言えこれを検証する為にスネール導入とかは真っ平御免ですw
今回はこんなところで
ではまた




