207 2025/5/29 石巻貝
仕事から帰ってきたらネットで注文してた石巻貝が届いてました。
あ、食用じゃなくて水槽に入れる観賞用の貝ですからねw
今日はそんな石巻貝の事を紹介したいと思います。
石巻貝は淡水生の巻貝の一種です。
巻貝の仲間ではあるんですが、なんて言うか、こうのっぺりと言うか、貝が巻いてる感じがほぼありません。
なもんで、これを見て巻貝とはちょっと思えませんねw
大きさは、まあショップにもよりますがだいたい5mmから2cmくらいです。
水槽に入れておくとガラス面のコケを食べてくれる、いわばお掃除生体と言ったところでしょうか。
原産地は中国の汽水域らしいんですが、淡水水槽でも普通に生きます。
ネットだと60cm水槽に5匹程度、ってのが主流みたいですが、環境にもよりますが僕の経験上最低でも10匹は入れないとコケが生えてくるスピードに食べるスピードが追い付かず綺麗になりません。
この位入れておけばガラス面がびっしり苔に覆われてる状態でも1~2ヶ月もあれば全部食べきってくれます。
全部食べきると今度は底に敷いてる砂利とかについてる見えない程度の生えたてのコケを食べ、またガラス面に戻って、と言う感じで特にエサを与える必要はありません。
ただ底がソイルとか田砂だったりするとエサ不足になるみたいです。
飼育、ってほど真剣に飼育してる訳じゃ無いですがw 注意点がいくつかあります。
まずこの石巻貝、ひっくり返ると自力では起き上がれず死んでしまいます。
なもんでひっくり返ってるのを見つけたらすぐ元に戻してあげる必要があります。
見落とすと中身がない貝殻だけが残ってる状態になってます。
あと今の季節なんかだとガラス面にビッシリ卵を産み付けます。
上述の通りもとは汽水域に生息する貝でして、卵も汽水じゃなければ孵化しないんでラムズホーンみたいに大繁殖したりはしないんですが、とにかく水槽見るのに目障りな状態になりますw
しかもこの卵、なかなかとれないw
多少こすった程度ではビクともしません。
観賞用水槽としてこれはちょっと・・・って感じにはなります。
あとは、水温が下がる冬だと食べるスピードもガクンと落ちるのでヒーターを入れるか諦めて手で掃除するかw が必要になります。
寿命はだいたい1年~2年と言ったところです。
繁殖しない以上減ったら買ってきて補充しなきゃいけなくなるのも、まあ注意点、と言うか留意点ですね。
長いヒゲみたいに伸びたコケが貝に生えてたりもして、なかなか面白い見た目になったりしますw
他にもガラス面のコケを食べてくれるお掃除生体はいますが、僕はこの石巻貝がコスパ含めてイチ押しですね。
あんなにゴシゴシこすってコケ掃除してたのが何だったんだってくらいメンテナンスの手間が減ります。
ただひっくり返ったり、フレームレス水槽だと水槽の外に出て干からびてたりとかするんで、違う手間がかかりますけどねw
今回はこんなところで。
ではまた。