表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀貨の粉  作者: XelMon
3/3

「へぇ、依頼上がりの宴会か? ワシのことは気にするな、夜も更けてきたからな、ギルドを追い出されただけだ。そうか、迷宮に行っていたのか……あそこはワシもよく知らん……ここの上の宿代も稼げないジジイにはもう、到底行けんよ。無事で良かったな。……次は決まっているのか? 森は『ヤマネコ』が最後の狩りをする頃だな。南は軍が進んでいるらしい。冒険者と分かると捕まるぞ。……そうだ、君が話し掛けてくれたのも何かの縁だ。これを――銀貨をやろう。1枚では良くないな……5枚だ。3世代前の銀貨、5枚やろう。当然金にはならんが、ここらに貼り出される依頼の分には、見せてジジイから貰ったと言うと良い。なにを、偽物ではない。確かめたければ机にでも擦りつけるのだな。銀貨の黒ずみはそうして取るのだと、あるジジイから教えてもらったものだ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ