感情に送る希望と絶望
もともと妄想するのが好きで、思いついて面白かったと思うと書き留めたりするんですけど、誰にも見せないのも無駄なことしてる気がしたので、投稿してみます。
いきなりだが風呂の中に手首を切った腕を突っ込んでいる私の独り言を聞いてほしい
感情とはなんだろうか?なんのためにあるのだろうか?こう聞いた時、人はどう思うんだろう。
今から死ぬ私の答えは決まっている、争いを生むためにある。20数年しか生きなかった私が出した答えだ、昔は40年生きれる人が少なかったんだからそう思えば十分生きた。
感情に絶望した理由は簡単な話、今までの積み重ね、決め手は初めてできた恋人に1年でふられたことだ。
小さい頃から、親は殴り合い、頼むから死んでくれと頼まれた、二人の親友のうち一人は金に目が眩んで裏切られた。
単純に運が悪かったんだと思う、トイレを貸したら盗まれたり、無実の罪で捕まるに至ったり。
愛し合っていたと思っていた恋人は半年前から知人と浮気をしていた。
この世は感情で溢れてる、感情とはこの世で一番憎むべきものだ、その感情を持つ自分も憎むべきものだ、だから死のう。
でも、こうも思えたんだ、純愛、恋愛、慈愛、敬愛、永愛、親愛、感情は向かう方向が間違わなければ素晴らしいもののはずだ、付き合ったばかりのあの頃、どれだけ幸せだっただろう、親友とふざけた時間がどれだけ楽しかったことだろう。
「・・・しなさいよ・・・しっかり・・・」
だんだん気が遠くなってきた、何か聞こえる、こんな私を慰めてくれた親友の声に似ている。生きてればいつか裏切られたのかな。
「・・・なんで・・・さましてよ・・・」
こんなことを考えたことがある、もし、なんでもできる神様になれたら、世界に争いのない感情を作りたい、正確には争わない優しい生命体を作って理想郷を作る。必ず。
ああ、寒いな、今まで苦しかったな、よく頑張ったな私、お疲れ様私、もし天国があるなら行けるかな
『いいや、いけないよ、次にあなたは選ばれた』
なんの声だ? 聞いたことない・・・声・・・だ・・・な
『今は眠るといい新たなる改革者よ、この世に新たな理を』
あらすじってどう描けばいいんだろう