第27話 教員採用試験
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1週間後、マーガレットの元に続々と応募者から履歴書が集まってきた。
マーガレットは様々な意見を聞こうと、アーサーの他にもセバスチャン、オリヴァー、アンを集めて書類選考をする。
「この方はどうかしら?」
「志望動機は素晴らしいが、経歴が浅いな」
そんなことを話しながら選考を進め、通過した応募者に面接試験の連絡を出した。
面接日当日。
セバスチャンとアンにやって来た応募者の対応をしてもらい、面接はアーサー、マーガレット、オリヴァーですることになった。
もちろん、セバスチャンとアンには面接前後の応募者の態度を観察するように伝え、選考に反映させる。
面接の結果、教員5名、事務職員2名を採用することになった。
1人目はアラン•ドイル。ドイル子爵家の三男で、王都で家庭教師をしながら作家を志してしたが売れず、実家に居づらくなっていたときに求人票を見て応募してきた。彼には読み書きを教えてもらう予定だ。
2人目はジェームス•ホームズ。大学の数学教授だったが、学内の権力争いにうんざりして辞職した。彼なら、子供たちに分かりやすく計算を教えられるだろうと採用した。
3人目はマリ•ワトソン。この国では珍しい、女性科学者だ。しかし、性別を理由にどの研究機関でも雇ってもらえず、教員経験はないものの応募してきた。
4人目はアダム•コリー。彼はこの国の歴史を研究していた。歴史を知ることは直接生活に役立つわけではないが、先人たちから学ぶべきことはたくさんあると考えて採用した。




