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散文詩 82 「同行二人」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「同行二人」
四国八十八か所お遍路するときの袈裟や菅笠に書かれた「同行二人」の文字。
たとえ一人で歩いていても常に弘法大師空海が傍に寄り添っているという意味だ。
『あしあと』という詩がある。
浜辺を歩いている夢を見た。
砂の上の足跡は二人分、自分とイエスの足跡だった。
しかし自分が苦しい時期の足跡は一人分しかない。
なぜ一番落ち込んで悲しい時に私を置き去りにしたのかと聞くと、
イエスはあなたを背負って歩いていたのだと答える。
という内容の詩だ。
仏教徒でなくともキリスト教徒でなくとも、
誰かがいつも支えてくれていると信じられたら
生きるのが少し楽になる、と思う。
私は何も信仰していないけれど、マリア様や阿弥陀様、
なんだかものすごい宇宙のパワー
(言葉にできないからバカみたいな表現になってしまう)が
いつも守ってくれていると絶対的に信じている。
そういうもんだと思っている。
だから一人でいることや孤独を否定的に捉えられない。
むしろ孤独が大好きで、楽しんでいる。
私は楽天家で能天気、大丈夫なのだ。




