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散文詩  作者: 今日乃けふ
81/82

散文詩 81 「犀の角」

日々、心に残ったことを文字にしてみた


(サイ)の角」


(サイ)の角のようにただ独り歩め」は、お釈迦様の言葉だそうだ。

スッタニパータという経典の中で繰り返し登場する。


私利私欲、しがらみを捨て、他者や外界に惑わされることなく、

群れることのない(サイ)のように自律し、独り修行しなさいということらしい。


体重2トンもある大きなサイの鼻先に、

真っ直ぐ生えた固い一本の角が想起される。


しかし、なぜお釈迦様は「(サイ)のように」と言わず

(サイ)の角のように」と言ったのだろう。

(サイ)のようにただ独り歩め」でいいのではないだろうか。


日本語訳の誤訳という説もあるが、サイの絵を見て思った。

サイの角は、巨大なサイの体の鼻先に凛と突き出ている。

サイの角は、角自身で前に進むことはできない。

サイの大きな体が、サイの角を前へ進める。


人間はサイの角だが、それは大きな力で背後から動かされ守られている。


だから私たちは何も心配することなく、(サイ)の角のようにただ独り歩めばいいのだ。





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