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散文詩 78 「させていただく」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「させていただく」
相変わらず敬語が気になる。
「結婚させていただきます」
「俳優をさせていただいております」
と不特定多数に向けて発言する・・・はぁ?
「させていただく」は自分がすることを謙って表現する
「させてもらう」「もらう」の謙譲語だ。
あなたは誰に謙って結婚するのか。
誰の許可を取って俳優をしているのか。
何でもかんでも「させていただく」と言っておけばいいってもんじゃない。
こんな表現を聞き続けていたら、そして訂正されなかったら、
子供たちはこれが日本語だと学んで習得するだろう。
私が若い頃「超~」を「とても、非常に」の表現として使い始めた。
若者はみな「すごくカッコいい」を「ちょ~カッコいい」と言い出した。
私たちの世代も日本語を変化させて先人たちを悩ませたのだろう。
先人たちはこの不快感を飲み込んで死んでいったのだろうか。
申し訳ない。




