散文詩 74 「食べること」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「食べること」
執着すると不幸になると思っているので、
何にもあまり執着することはないが、食べることにはちょっとこだわる。
一人で食べる時も自分の食べたい物を
色合いに気を付けて綺麗に盛り付けて食べる。
動的平衡を知ってから、なおさら気を付けて食べている。
一番気を付けているのは、自分が何を食べたいか自分の体に確認して
自分の食べたい物を食べるということ。
何年かに一度、マックのポテトとハンバーガーとシェイクが食べたくなる。
それでいいと思う。
私は好き嫌いがほとんどない。
見目麗しくないナマコもカニ味噌も食べる。
小学校の時に給食が食べられなくて
昼休み中ずっと細々と食べ続ける友達が理解できなかった。
私は早く給食を食べ終わって、誰よりも先に一番いいボールを取って
最高のドッジボールがしたかった。
それが昼休みの醍醐味だった。
今思うと嫌いなものを食べさせられる子供は本当に可哀そうだと思う。
私は自分の子供たちが食べたくないという物を食べさせなかった。
ピーマンは苦いから食べたくないという子供の気持ちがよくわかる。
親心は野菜を食べさせたいと思うが、
嫌な物を口に入れることのほうが体に悪いような気がする。
だから無理に食べさせることはしなかった。
他に食べる物はあるし、お腹が空けば子供は食べる。
そして子供たちは元気に大人になった。今では何でも食べる。
不味い、食べたくないと思う物は体に悪いような気がする。
それが栄養学上どんなに素晴らしい栄養素を含んでいて
体にいいとされる物でも、万人にとっていいのか懐疑的である。
腸内細菌は人によって様々だから体にいいという食べ物は
人それぞれ、人によって違うんじゃないだろうか。
と思って、本当に体が食べたいという物を食べている。
それでいいと思う。
頭でなく自分の体で食べたい。




