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散文詩 69 「自然再生家」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「自然再生家」
春になると、おばちゃんと柴又の土手で「のびろ」を採った。
味噌をつけて食べる。
おばちゃんはバリバリ食べるが、ネギのような、らっきょうのような味で
子供には不味かった。
土手で「ヨモギ」も摘んでくる。草団子を作る。これは美味しい。
子供の遊び場がない、空き地がないなどと言われていたが、
東京にもまだまだ自然が残っていた。
今はもうこんなことできなくなっただろうか。
自然を破壊する人間はホモサピエンス種だけだそうだ。
ならば、自然を再生できるのもホモサピエンスだけだろう。
自然再生家の特集番組を観た。
自然と共生する建築、水と土を守る素晴らしい仕事だ。
ただコンクリートで埋めてしまうのではなく、
地中の水脈を破壊しないように建物を建てる。
土壌を守り地球を守る。
人も自然の循環の中に生かされていることを心に留めて生活したいと思った。




