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散文詩 65 「変わること」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「変わること」
中学の時、美術の先生が大好きだった。
彼は先生というより芸術家という感じの人だった。
実際に彫刻家だった。
彼は自由だった。変化することを受け入れていたし、求めてもいた。
年を取ってくると変わりたくなくなる。
新しいことは面倒だし、不安だ。保守的になる。
それまでの経験も実績もあるから、このままで結構、変わる必要なしと思う。
若くても変化を恐れる人はいる。年齢は関係ない。
しかし先生は積極的に新しいこと自分と違うことに興味を持って進んでいた。
私たち生徒の拙い作品も面白がってくれる。
美術の時間、私は自由だった。自由を味わっていた。
嫌でも人は変化する。日々、流れていく。凝り固まったらおしまいだ。
生きているということは変化することだろう。
先生のように自分の心の向くままに変わっていきたい。




