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散文詩 59 「洗顔」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「洗顔」
寒い冬の朝、冷たい水で顔を洗う。
気持ちいいーーーーー
子供の時は冷たい水で顔を洗うのが大嫌いだった。
何とか顔を洗わずに学校に行けないものかと思った。
母に頼み込んでお湯を出してもらうこともたまにあるが、
たいてい「ちゃちゃっと洗っちゃいなさい!」と言われるのがオチだ。
だから鳥の水浴び程度に顔を濡らして学校に行く。
それがこの頃、冷たい水に指が触れるのも嫌じゃない。
手のひらいっぱいの冷たい水が、顔全体を満たすのが快感だ。
そーとー面の皮が厚くなったのだろう。




