58/79
散文詩 58 「親友」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「親友」
アメリカ人の友人とひと月ぶりにビデオチャットした。
彼女とは学生の時に出会ったから、知り合って30年以上になる。
出会ったときの彼女は護身術の先生だった。
私はニューヨークで彼女に護身術を習った。
あれから30年お互いにいろいろあった。
彼女の人生最初の記憶は「寒い」。
生後間もなく教会の前に捨てられたからだ。
優しい養父母に恵まれて育ったが、
彼女は私立探偵を雇い何年もかかって産みの親を探し出した。
それから両親との交流はずっと続いている。
結婚したり離婚したり、また結婚したり離婚したり・・
人生いろいろあったが、お互い今は平和に穏やかに暮らしている。
若い頃にさんざん悩んだことも今は大丈夫と思える。
何があっても人生大丈夫ってよくわかっている。
今日は年を取るっていいなぁと思った。




