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散文詩  作者: 今日乃けふ
55/78

散文詩 55 「日本全国幼稚化時代」

日々、心に残ったことを文字にしてみた

「日本全国幼稚化時代」


「当り前だのクラッカー」

幼馴染の友達のお母さんがしょっちゅう言ってた。


「あんた、泣いてんのね♪」

誰かが泣くと伯母は必ず台詞調にこう言ってちゃかした。

松山恵子『だから言ったじゃないの』という1958年の歌の中のセリフだ。


「お呼びでない」「わかっちゃいるけどやめられない」

「オーモーレツ」「アッと驚くタメゴロウ」


お笑い用語ばかりだが、私が生まれる前の流行り言葉だ。

大人たちは子供が全くわからなくても、

お構いなしで自分たちの言葉を使っていた。


子供たちはそれは何だろうと勉強する。もちろんお笑い用語だけではない。

大人の言葉を知らないとつまらない。

年長者の知っていることを知らないと恥ずかしい。

だから知ろうとする、勉強する。

年長者の知識に追いつこうとした。背伸びもした。


ところが今は若者に年長者が合わせている。

若者言葉を知らない大人は遅れていると見下される。

高校生の流行りを気にする大人たち。


何だこりゃ。これじゃ日本がどんどん幼稚になる。


高校生の流行りが商品化されて金になるからだろうか。

資本主義が日本を幼稚化させるのか。

これ以上日本が幼稚になる前に寿命がくることを願う。




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