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散文詩  作者: 百島圭子
5/15

散文詩 5

日々、心に残ったことを文字で残してみた

「五感」


父は私を抱えると、決まってげじげじの髭を頬にこすってきた。


父の胡坐の中に座ると、酸っぱ臭い足の匂いがした。


他の人の麻雀牌を覚えては父に耳打ちした。

「教えちゃダメだよ。」と優しく叱られた。


父のチックの香りを嗅ぐと、甘い飴の味がした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「母」


チョコレートは甘くない

バラの紅茶は白湯

漫才師が何かしゃべり続ける


母が少しずつ消えていく


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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