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散文詩 12 「障害者」「行間」
日々、心に残ったことを文字で残してみた
「障害者」
歪んだ足の先で地面を押して、少しだけ車椅子を動かす
右手は背中にまわって固まっている
左手は捻じれて固まっている
首は左に曲がって視線は定まらない
言葉が絞り出されるようにゆっくりと口の脇から発せられる
「・・ずっと・・立ってい・・る・・から・・座って・・・ください。・・・疲れるでしょ。」
美しい心が広がる
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「行間」
音符と音符の間
文字と文字の間
埋まらない何もない空間
そこにこそある




